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【別添1~3】 (4 ページ)
出典
公開元URL | https://www.mhlw.go.jp/stf/seisakunitsuite/bunya/0000121431_00416.html |
出典情報 | 新型コロナウイルス感染症の5類感染症移行後に備えた患者の発生動向等の把握の準備 について(依頼)(令和5年4月27日一部改正)(4/27付 通知)《厚生労働省》 |
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別添2
定点の推計精度の簡易計算法について
COVID-19 については、令和2年 1 月以降、全数報告による把握を継続してき
たことから、これまでの報告数との連続性の観点から、全数を推計する際の精
度について簡易的に評価するには、Excel ファイルを用いて、以下の方法にて
確認することができます。(実際の計算は、One Public で添付した Excel ファ
イルを用いて実施することができます。)
なお、COVID-19 の定点サーベイランスは、流行の傾向(トレンド)と水準(レ
ベル)を把握することが第一の目的であり、全数の推計値についてはあくまで
参考値となります。
(簡易計算法)
1.
令和4年第 40 疫学週(令和4年 10 月3日から 10 月9日)から令和5
年第6疫学週(令和5年2月6日から2月 12 日)の期間(以下、
「当該
期間」とする。)の以下の患者数を算出する。【次ページ図の①】
i.各週の管内のインフルエンザ定点からの報告数(an:n は、第 40 週(令和
4年 10 月3日から 10 月9日)を1とする)
ii.各週の管内の全医療機関からの報告数(bn)
iii.当該期間における管内のインフルエンザ定点からの報告数(A: a1~an
の合計)
iv.当該期間における管内の全医療機関からの報告数(B: b1~bn の合計)
2.
当該期間の定点割合を算出する。
i.各週の定点割合(cn=an/bn)
ii.定点割合の総計(C=A/B)【次ページ図の②】
3.
当該期間の定点からの推計値を算出(dn=an/C)する。
【次ページ図の③】
4.
当該期間の全数報告数(bn)と定点からの推計値(dn)の相対誤差を算出
(en=dn/bn-1)する。
5.
相対誤差の標準誤差(e1~en の標準偏差/√n)を算出(※1)する。
6.
相対誤差の標準誤差から 95%信頼区間の幅(±G)を算出(※2)する。
【次ページ図の④】
7.
5及び6の計算については、受療行動の変動が大きい年末年始(令和4
年第 52 疫学週から令和5年第2疫学週)の期間【次ページ図の⑤】を除
いて計算した場合(n=16)、あるいは含んで計算した場合(n=19)を比較
し、相対誤差の 95%信頼区間の幅が小さい結果【次ページ図の④】を採
用してください。
※1 Excel 関数:F=STDEV(e1,e2,…,en)/SQRT(n)
※2 Excel 関数:G=T.INV(0.95,n-1)*F
(留意事項)
○ COVID-19 の定点の調整にあたっては、相対誤差の 95%信頼区間の幅は、±
10%以内を目安としますが、本目安を達成することを目的に定点を調整する必
要はありません。
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定点の推計精度の簡易計算法について
COVID-19 については、令和2年 1 月以降、全数報告による把握を継続してき
たことから、これまでの報告数との連続性の観点から、全数を推計する際の精
度について簡易的に評価するには、Excel ファイルを用いて、以下の方法にて
確認することができます。(実際の計算は、One Public で添付した Excel ファ
イルを用いて実施することができます。)
なお、COVID-19 の定点サーベイランスは、流行の傾向(トレンド)と水準(レ
ベル)を把握することが第一の目的であり、全数の推計値についてはあくまで
参考値となります。
(簡易計算法)
1.
令和4年第 40 疫学週(令和4年 10 月3日から 10 月9日)から令和5
年第6疫学週(令和5年2月6日から2月 12 日)の期間(以下、
「当該
期間」とする。)の以下の患者数を算出する。【次ページ図の①】
i.各週の管内のインフルエンザ定点からの報告数(an:n は、第 40 週(令和
4年 10 月3日から 10 月9日)を1とする)
ii.各週の管内の全医療機関からの報告数(bn)
iii.当該期間における管内のインフルエンザ定点からの報告数(A: a1~an
の合計)
iv.当該期間における管内の全医療機関からの報告数(B: b1~bn の合計)
2.
当該期間の定点割合を算出する。
i.各週の定点割合(cn=an/bn)
ii.定点割合の総計(C=A/B)【次ページ図の②】
3.
当該期間の定点からの推計値を算出(dn=an/C)する。
【次ページ図の③】
4.
当該期間の全数報告数(bn)と定点からの推計値(dn)の相対誤差を算出
(en=dn/bn-1)する。
5.
相対誤差の標準誤差(e1~en の標準偏差/√n)を算出(※1)する。
6.
相対誤差の標準誤差から 95%信頼区間の幅(±G)を算出(※2)する。
【次ページ図の④】
7.
5及び6の計算については、受療行動の変動が大きい年末年始(令和4
年第 52 疫学週から令和5年第2疫学週)の期間【次ページ図の⑤】を除
いて計算した場合(n=16)、あるいは含んで計算した場合(n=19)を比較
し、相対誤差の 95%信頼区間の幅が小さい結果【次ページ図の④】を採
用してください。
※1 Excel 関数:F=STDEV(e1,e2,…,en)/SQRT(n)
※2 Excel 関数:G=T.INV(0.95,n-1)*F
(留意事項)
○ COVID-19 の定点の調整にあたっては、相対誤差の 95%信頼区間の幅は、±
10%以内を目安としますが、本目安を達成することを目的に定点を調整する必
要はありません。
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