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資料1 渥美参考人資料 (2 ページ)

公開元URL https://www.mhlw.go.jp/stf/newpage_33230.html
出典情報 厚生科学審議会 疾病対策部会臓器移植委員会(第63回 5/24)《厚生労働省》
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「臓器移植医療対策のあり方に関する提言」の概要
令和4年3月厚生科学審議会疾病対策部会臓器移植委員会

1.臓器移植に関する普及啓発の促進


国民の間に「臓器提供を誇りに思う」気持ちが醸成されるような取組を行う。

2. 臓器提供の意思を公平・適切に汲み取ることができる仕組みの整備


現場において消極的な運用を招かないよう、児童からの臓器提供において、虐待を
受けた疑いに係る判断基準を明確化する。



15歳未満の小児について、知的障害等の有無にかかわらず、両親等遺族の書面による
承諾で臓器提供を可能とする。



臓器提供の可能性がある患者の家族に、確実に臓器提供に関する情報提示がなされる
ような仕組みを構築する。



脳死判定等のための転院搬送を実施できる仕組みを構築する。

3. 医療技術の活用による適切な臓器移植の推進


心停止後の臓器提供数増加にむけた医療技術の導入や実施可能施設の拡充を行う。



法的脳死判定において補助検査を導入。

4.多職種連携の推進による家族支援の充実


移植コーディネーターや都道府県コーディネーターの人材確保と資格化に向けて取り組む。



ドナー家族に対する専門的かつ継続的な支援体制を構築する。
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