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【資料3】電子カルテ情報共有サービス(仮称)における処方情報の取扱いについて (3 ページ)
出典
公開元URL | https://www.mhlw.go.jp/stf/newpage_33201.html |
出典情報 | 健康・医療・介護情報利活用検討会医療等情報利活用ワーキンググループ(第17回 5/24)《厚生労働省》 |
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院内処方情報連携の実装方法について
○ 院内処方情報について重複投薬等チェックをかけるとした場合、その情報連携のための実装方法は、以下
の2パターンが考えられる。(イメージ図は次ページ参照)
① 電子カルテ情報共有サービスに登録し、電子処方箋管理サービスに情報連携する方法
② 電子カルテ情報共有サービスを介さず、電子処方箋管理サービスに直接登録する方法
○ 重複投薬チェックの対象とすべき院内処方情報の範囲等についても今後、要整理。
機
能
性
シ
ス
テ
ム
構
成
コ
ス
ト
電子カルテ情報共有サービスを介する方法
電子処方箋管理サービスを介する方法
運用等
・他の5情報と合わせたアップロードや退院時一括登録等の運用が可能
・ただし、院外処方箋と同様に重複投薬等チェックをかけることを必須とした場
合は、一括ではなく分割した運用が必要。
・5情報と処方情報を分割したアップロードや運用となる。
・既に稼働している電子処方箋機能拡充のため、医療現場の運用面での負
担は相対的に少ない。医療現場負担を増やさないよう、アップロードの仕方
や6情報をまとめて閲覧したい場合への対応については今後要検討。
・令和6年度中に概ねすべての医療機関・薬局への導入を目指しており、
サービス普及が見込まれる。
重複投薬等
チェック、レスポ
ンス性
【電子処方箋管理サービスの機能を利用する場合】
・3システムをまたいだ処理となるため、現行よりレスポンス速度が遅くなり、
サービスレベルが劣後。 ※電子処方箋管理サービスでは1秒程度。
【重複投薬等チェックを別途、新規構築する場合】
・複数システムで同様機能の2重管理となり非効率。
・院内処方情報においてもリアルタイムに重複投薬等チェックを行うこと等、現
行同様のサービスレベルでチェック可能。
規格
【院外処方箋】
-(電子処方箋管理サービスにおいて、XML形式)
【院内処方箋】
JSON形式(FHIR)(情報連携する際のXML形式への変換するための
環境整備が必要)
【院外処方箋】
XML形式
【院内処方箋】
XML形式(院内処方箋用の記録条件仕様および外部IFの整備が必要)
ネットワーク
大きな差異なし(両パターンともオンライン資格確認のNWを利用するため、初期設定時の接続先が異なるのみ)
イニシャル
電子カルテ情報共有サービス・電子処方箋管理サービスの導入(・機能拡充)について、大きな差異はないと見込まれるが、電子処方箋管理サービス対応
事業者が先行して知見を蓄積している分、全体として安くなる可能性あり。
ランニングコスト
どちらのシステムで対応するかだけの違いであるため、院内処方情報を追加することによる追加のコストとしては差異はないと見込まれる。
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○ 院内処方情報について重複投薬等チェックをかけるとした場合、その情報連携のための実装方法は、以下
の2パターンが考えられる。(イメージ図は次ページ参照)
① 電子カルテ情報共有サービスに登録し、電子処方箋管理サービスに情報連携する方法
② 電子カルテ情報共有サービスを介さず、電子処方箋管理サービスに直接登録する方法
○ 重複投薬チェックの対象とすべき院内処方情報の範囲等についても今後、要整理。
機
能
性
シ
ス
テ
ム
構
成
コ
ス
ト
電子カルテ情報共有サービスを介する方法
電子処方箋管理サービスを介する方法
運用等
・他の5情報と合わせたアップロードや退院時一括登録等の運用が可能
・ただし、院外処方箋と同様に重複投薬等チェックをかけることを必須とした場
合は、一括ではなく分割した運用が必要。
・5情報と処方情報を分割したアップロードや運用となる。
・既に稼働している電子処方箋機能拡充のため、医療現場の運用面での負
担は相対的に少ない。医療現場負担を増やさないよう、アップロードの仕方
や6情報をまとめて閲覧したい場合への対応については今後要検討。
・令和6年度中に概ねすべての医療機関・薬局への導入を目指しており、
サービス普及が見込まれる。
重複投薬等
チェック、レスポ
ンス性
【電子処方箋管理サービスの機能を利用する場合】
・3システムをまたいだ処理となるため、現行よりレスポンス速度が遅くなり、
サービスレベルが劣後。 ※電子処方箋管理サービスでは1秒程度。
【重複投薬等チェックを別途、新規構築する場合】
・複数システムで同様機能の2重管理となり非効率。
・院内処方情報においてもリアルタイムに重複投薬等チェックを行うこと等、現
行同様のサービスレベルでチェック可能。
規格
【院外処方箋】
-(電子処方箋管理サービスにおいて、XML形式)
【院内処方箋】
JSON形式(FHIR)(情報連携する際のXML形式への変換するための
環境整備が必要)
【院外処方箋】
XML形式
【院内処方箋】
XML形式(院内処方箋用の記録条件仕様および外部IFの整備が必要)
ネットワーク
大きな差異なし(両パターンともオンライン資格確認のNWを利用するため、初期設定時の接続先が異なるのみ)
イニシャル
電子カルテ情報共有サービス・電子処方箋管理サービスの導入(・機能拡充)について、大きな差異はないと見込まれるが、電子処方箋管理サービス対応
事業者が先行して知見を蓄積している分、全体として安くなる可能性あり。
ランニングコスト
どちらのシステムで対応するかだけの違いであるため、院内処方情報を追加することによる追加のコストとしては差異はないと見込まれる。
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