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労働者協同組合ワーカーズコープ・センター事業団 提出資料 (2 ページ)

公開元URL https://www.mhlw.go.jp/stf/newpage_33397.html
出典情報 介護予防・日常生活支援総合事業の充実に向けた検討会(第2回 5/31)《厚生労働省》
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受託の背景
・受託団体の概要
ワーカーズコープは 40 年の歴史を持つ協同組合です。介護保険事業や子育て支援事業、若者サポート
ステーション、困窮者の自立支援事業など主に福祉につながる事業を中心に活動してきました。働く人
が出資し、仕事をおこし、地域課題の解決に向き合う協同労働の協同組合として誰もが住みよい、共に生
き、共にはたらく地域づくりを目指してきました。
おかげさまでこの働き方を支える労働者協同組合法が 2020 年 12 月成立。2022 年 10 月に施行され、
新たな労働者協同組合が全国に 40 団体(2023 年 4 月 1 日現在)設立しています。
さて、仕事おこし、地域づくりの協同組合として全国にある事業所は事業活動に留まらない子ども食堂
やフードバンク、フードパントリー、制服バンク、など地域活動を通して地域の方々とつながり、誰もが
住みよい地域づくりを進めています。
・本部の地域活動として
東京豊島区池袋にある本部でも 8F 食堂スペースを開放し多世代の居場所を作りたいと考えていまし
た。子ども食堂を開催し(コロナ禍でお休み中)
、地域のたくさんの親子が参加し賑やかに食べて、おし
ゃべりして楽しい時間を過ごしました。
「つながるんるんサロン」の前身は豊島区補助金事業の「食彩いきいきサロン」です。これは東京中央
事業本部コミュニティーパル新宿中野事業所が担当し、本部は場所を貸していたのですが、この事業の
終了後、利用者さんからもっと続けたいという声が上がり自主的なサークルとして活動していました。
みなさんから「こんなことをやりたい」と意見があがりました。
「働きたい」
「旅行したい」
「歌を唄いた
い」みんなの思いが溢れました。
組合員食堂で働き始めた方も居ますし、子ども食堂をお手伝いする方、読み聞かせをする方、おもちゃの
清浄をする方。人の役に立ちたいと活動が広がりました。
そんな折、つながるサロン登録の話があって参加を決め、支え合いの地域づくりへまた一歩踏み出しま
した。制度を活用することで支援の必要な利用者さんに出会い、ケアマネージャーや地域包括センター
とつながり、利用者さんの生活の様子も必要な場合に知ることが出来ます。支援の必要な方、元気高齢
者、その他多様な方々が出会う居場所はフレイルの予防はもちろんのこと、自分たちが決めた出番や役
割は利用者さんの「生きがいづくり」につながっています。
・昼食を共にする働く仲間は
仕事をしていると地域との関係は希薄になってしまいますが、介護予防を何気ない日常生活の中に位
置づけた多世代コミュニティに参加し、誰もが参加しやすい「支え合いの地域づくり」を実感していると
思います。
・これから
残念ながら 2020 年以降コロナ感染拡大に伴う緊急事態宣言下ではお休みをし、宣言が明けたら開催す
ることの繰り返しでしたが、利用者さんが開催時には喜んで来てくださる様子に元気を頂きました。
これからも、
「自分たちがやりたいことを決めて、自分たちで実行」していくことや、利用者さんがその