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【参考資料1】電子カルテ情報共有サービス(仮称)における処方情報の取扱いについて (2 ページ)

公開元URL https://www.mhlw.go.jp/stf/newpage_33479.html
出典情報 電子処方箋等検討ワーキンググループ(第1回 6/8)《厚生労働省》
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院内処方情報の取扱いについて


3文書6情報のうちの1情報である院内処方情報の取扱いについては、他の医療DXの取組との整合性を
図りつつ、今後の継続課題としている(以下参考)。
※3文書 ① 診療情報提供書、② 退院時サマリー、③ 健康診断結果報告書
6情報 ① 傷病名、② アレルギー情報、③ 感染症情報、④ 薬剤禁忌情報、⑤ 検査情報、⑥ 処方情報



院外処方箋については、本年1月より電子処方箋管理サービスの運用が開始しているが、院内処方情報に
ついては、マイナポータルにおける処方・調剤情報の閲覧や重複投薬等チェックの対象外となっている。



今後の院内処方情報の取扱いについては、下記のような指摘がある。
✔ (特に院内処方の割合が高い医療機関から、)入院時の薬剤情報の閲覧や院内処方分を含めた重複投薬等
チェックを実施できるようにすることで利便性が一層高まるのではないか。
✔ (診療所や薬局側から、)退院時処方情報が閲覧できれば、退院後の患者フォローアップにも有用ではな
いか。




院内処方情報の共有・利活用については、効率的・効果的なシステム設計を検討するべき。
上記を踏まえ、院内処方情報の情報連携の実装に向けた方針について検討を行う。

(参考)医療情報ネットワークの基盤に関するワーキングとりまとめ(令和5年3月29日第12回健康・医療・介護情報利活用検討会・抜粋)
また、文書情報・6情報の詳細な運用面の検討を要する、あるいは医療 DX 等の他の取組との整合性の観点から考慮が必要となる以下の論点等
に関しては、今後の継続課題とする。
✓ 電子カルテ情報交換サービス(仮称)に対する国民の理解との普及に向けた取組
✓ 退院時サマリーの取扱い
✓ 医療機関における6情報登録時の作業負担を軽減する仕組み
✓ PULL 型の仕組みの整備
✓ 文書情報の真正性の確保に係る対応方法
✓ 処方情報の取扱い
✓ 電子カルテ情報交換サービス(仮称)の導入による効果の検証とそれを踏まえた運用の見直しを可能とする仕組み
※ 今後全国医療情報プラットフォームの構築により、取り扱う情報が拡大する予定であり、その内容に応じて追加的な仕組みを検討していく。
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