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総-4○令和6年度の同時報酬改定に向けた意見交換会における主なご意見について (12 ページ)

公開元URL https://www.mhlw.go.jp/stf/shingi2/0000212500_00190.html
出典情報 中央社会保険医療協議会 総会(第546回 6/14)《厚生労働省》
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同時報酬改定に向けた意見交換会における主な御意見
テーマ9.その他
○ 今回の一連の議論を通じて、共通したキーワードとして「情報共有」や「連携」があり、方法論として「DX」や「ICT」が指摘さ
れた。ツールとなるマイナンバーカードの活用を含めて、医療や介護における現状や将来像等の資料を中医協と介護給付費
分科会に事務局から示してほしい。
○ 高齢者の方々が在宅であり、病院であり、施設という形で空間的にも移動し、制度的にも医療・介護という複数の制度を移
行する。この移動するということに伴って出てくる具体的な課題を議論したもの。情報の共有がどういう形でできるのか、さらに
連携の具体的な体制づくりがどういう形でできるのかということに関し、今後議論していくべき。
○ 介護サービスから医療サービスへの移行、あるいはその逆で医療サービスから介護サービスの移行、要するに両制度間の
橋渡しのところに、高齢者やその家族のウエル・ビーイング、便益、あるいはQOLが阻害される危険性が頭を出している。とり
わけ高齢要介護者の病状が急変したときの対応に解決すべき問題があるのではないか。現行制度を所与として、その下で医
療や介護に携わっている方々が最善と考えられる措置を講じたにもかかわらず、高齢者やその家族のウエル・ビーイングが
阻害されているというリスクがあるのであれば、報酬の在り方も含めて現行制度を見直していく必要がある。

○ 今回の同時改定に際しては、医療・介護の間の連携をさらに強化して、医療・介護、障害者向けの福祉サービスも含めて、
こうしたサービスが全体として私たちの厚生の向上に資するような方向に政策を進めていく必要がある。

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