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感染症週報 2023年第22週（5月29日－6月4日） (6 ページ)
出典
| 公開元URL | https://www.niid.go.jp/niid/ja/idwr-dl/2023.html |
| 出典情報 | 感染症週報 2023年第22週（5月29日－6月4日）（6／16）《国立感染症研究所》 |
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Infectious Diseases Weekly Report Japan
2023年 第22週
（5月29日〜 6月4日）
：通巻第25巻 第22号
◆定点把握の対象となる5類感染症
全国の指定された医療機関
（定点）
から報告され、疾患により小児科定点
（約3,000カ所）
、インフルエンザ／
COVID-19
（小児科・内科）
定点
（約5,000カ所）
、眼科定点
（約600カ所）
、基幹定点
（約500カ所）
に分かれてい
ます。また、定点当たり報告数は、報告数/定点医療機関数です
（増減の目安は小数点第3位以下を含む）
。
定点把握疾患の報告の過去5年間の同時期との比較（第22週）
〜
〜
定点当たり
報告数
インフルエンザ
1.52
咽頭結膜熱
0.61
A群溶血性レンサ球菌咽頭炎 1.58
感染性胃腸炎
6.61
水痘
0.11
手足口病
0.48
伝染性紅斑
0.02
突発性発しん
0.34
ヘルパンギーナ
1.87
流行性耳下腺炎
0.07
急性出血性結膜炎
0.01
流行性角結膜炎
0.33
マイコプラズマ肺炎
0.10
6.72
0.51
0.09
0.85
－0.68
－0.25
－0.66
〜
〜
－1.91
10.82
－0.30
0.32
－0.31
0.43
平均－2SD
平均－1SD
平均
平均＋1SD
SD：標準偏差
平均＋2SD
当該週と過去5年間の平均（過去5年間の前週、当該週、後週の合計15週間分の平均）との差をグラフ
上に表現した。
〜
〜
－3.05
2.95
2.73
〜
〜
インフルエンザ／
COVID-19定点報告疾患
－2.83
3.91
インフルエンザの定点当たり報告数は2週連続で減少したが、過去5年間の同時期
（前週、当該
週、後週）と比較してかなり多い。都道府県別の上位3位は宮崎県（5.33）
、愛媛県（3.64）、鹿児
島県（3.54）である。基幹定点からのインフルエンザ入院サーベイランスにおける報告数は64例
と前週と比較して減少した。都道府県別では35都道府県から報告があり、年齢別では0歳
（2例）、1〜9歳（26例）、10代（5例）、30代（1例）、40代（2例）、50代（5例）、60代（3例）、70代
（5例）、80歳以上（15例）であった。
新型コロナウイルス感染症の定点当たり報告数は3週連続で増加した。都道府県別の上位3位
は沖縄県（15.80）、石川県（6.98）、北海道（6.71）である。
小児科定点報告疾患（主なもの）
RSウイルス感染症の定点当たり報告数は第19週以降増加が続いている。都道府県別の上位
3位は山口県（6.02）、和歌山県（5.13）、奈良県（4.35）である。
咽頭結膜熱の定点当たり報告数は減少した。都道府県別の上位3位は鹿児島県（1.40）
、富山県
（1.10）、山形県（1.07）である。
A群溶血性レンサ球菌咽頭炎の定点当たり報告数は第19週以降増加が続いている。都道府県
別の上位3位は福岡県（4.28）、富山県（3.24）、京都府（2.74）、大阪府（2.74）である。
感染性胃腸炎の定点当たり報告数は増加した。都道府県別の上位3位は大分県（12.31）、富山
県（10.59）、埼玉県（10.12）である。
手足口病の定点当たり報告数は第19週以降増加が続いている。都道府県別の上位3位は宮崎
県（2.19）、茨城県（1.68）、岡山県（1.11）である。
伝染性紅斑の定点当たり報告数は増加した。都道府県別の上位2位は福島県（0.08）、岩手県
（0.05）である。
ヘルパンギーナの定点当たり報告数は第19週以降増加が続いており、過去5年間の同時期と比
較してかなり多い。都道府県別の上位3位は宮崎県（8.78）、富山県（4.69）、佐賀県（4.65）である。
流行性耳下腺炎の定点当たり報告数は第19週以降増加が続いている。都道府県別の上位3位
は石川県（0.34）、和歌山県（0.20）、沖縄県（0.19）である。
基幹定点報告疾患
マイコプラズマ肺炎の定点当たり報告数は増加した。都道府県別の上位3位は青森県
（5.33）
、山
口県
（0.33）
、富山県
（0.20）
、石川県
（0.20）
である。
感染性胃腸炎
（ロタウイルスに限る）
の定点当たり報告数は減少した。3都道府県から3例報告が
あり、年齢別では0歳
（1例）
、5〜9歳
（2例）
であった。
Ministry of Health, Labour and Welfare / National Institute of Infectious Diseases
6
2023年 第22週
（5月29日〜 6月4日）
：通巻第25巻 第22号
◆定点把握の対象となる5類感染症
全国の指定された医療機関
（定点）
から報告され、疾患により小児科定点
（約3,000カ所）
、インフルエンザ／
COVID-19
（小児科・内科）
定点
（約5,000カ所）
、眼科定点
（約600カ所）
、基幹定点
（約500カ所）
に分かれてい
ます。また、定点当たり報告数は、報告数/定点医療機関数です
（増減の目安は小数点第3位以下を含む）
。
定点把握疾患の報告の過去5年間の同時期との比較（第22週）
〜
〜
定点当たり
報告数
インフルエンザ
1.52
咽頭結膜熱
0.61
A群溶血性レンサ球菌咽頭炎 1.58
感染性胃腸炎
6.61
水痘
0.11
手足口病
0.48
伝染性紅斑
0.02
突発性発しん
0.34
ヘルパンギーナ
1.87
流行性耳下腺炎
0.07
急性出血性結膜炎
0.01
流行性角結膜炎
0.33
マイコプラズマ肺炎
0.10
6.72
0.51
0.09
0.85
－0.68
－0.25
－0.66
〜
〜
－1.91
10.82
－0.30
0.32
－0.31
0.43
平均－2SD
平均－1SD
平均
平均＋1SD
SD：標準偏差
平均＋2SD
当該週と過去5年間の平均（過去5年間の前週、当該週、後週の合計15週間分の平均）との差をグラフ
上に表現した。
〜
〜
－3.05
2.95
2.73
〜
〜
インフルエンザ／
COVID-19定点報告疾患
－2.83
3.91
インフルエンザの定点当たり報告数は2週連続で減少したが、過去5年間の同時期
（前週、当該
週、後週）と比較してかなり多い。都道府県別の上位3位は宮崎県（5.33）
、愛媛県（3.64）、鹿児
島県（3.54）である。基幹定点からのインフルエンザ入院サーベイランスにおける報告数は64例
と前週と比較して減少した。都道府県別では35都道府県から報告があり、年齢別では0歳
（2例）、1〜9歳（26例）、10代（5例）、30代（1例）、40代（2例）、50代（5例）、60代（3例）、70代
（5例）、80歳以上（15例）であった。
新型コロナウイルス感染症の定点当たり報告数は3週連続で増加した。都道府県別の上位3位
は沖縄県（15.80）、石川県（6.98）、北海道（6.71）である。
小児科定点報告疾患（主なもの）
RSウイルス感染症の定点当たり報告数は第19週以降増加が続いている。都道府県別の上位
3位は山口県（6.02）、和歌山県（5.13）、奈良県（4.35）である。
咽頭結膜熱の定点当たり報告数は減少した。都道府県別の上位3位は鹿児島県（1.40）
、富山県
（1.10）、山形県（1.07）である。
A群溶血性レンサ球菌咽頭炎の定点当たり報告数は第19週以降増加が続いている。都道府県
別の上位3位は福岡県（4.28）、富山県（3.24）、京都府（2.74）、大阪府（2.74）である。
感染性胃腸炎の定点当たり報告数は増加した。都道府県別の上位3位は大分県（12.31）、富山
県（10.59）、埼玉県（10.12）である。
手足口病の定点当たり報告数は第19週以降増加が続いている。都道府県別の上位3位は宮崎
県（2.19）、茨城県（1.68）、岡山県（1.11）である。
伝染性紅斑の定点当たり報告数は増加した。都道府県別の上位2位は福島県（0.08）、岩手県
（0.05）である。
ヘルパンギーナの定点当たり報告数は第19週以降増加が続いており、過去5年間の同時期と比
較してかなり多い。都道府県別の上位3位は宮崎県（8.78）、富山県（4.69）、佐賀県（4.65）である。
流行性耳下腺炎の定点当たり報告数は第19週以降増加が続いている。都道府県別の上位3位
は石川県（0.34）、和歌山県（0.20）、沖縄県（0.19）である。
基幹定点報告疾患
マイコプラズマ肺炎の定点当たり報告数は増加した。都道府県別の上位3位は青森県
（5.33）
、山
口県
（0.33）
、富山県
（0.20）
、石川県
（0.20）
である。
感染性胃腸炎
（ロタウイルスに限る）
の定点当たり報告数は減少した。3都道府県から3例報告が
あり、年齢別では0歳
（1例）
、5〜9歳
（2例）
であった。
Ministry of Health, Labour and Welfare / National Institute of Infectious Diseases
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