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5 研究開発等 (3 ページ)

公開元URL https://www8.cao.go.jp/kourei/whitepaper/w-2023/zenbun/05pdf_index.html
出典情報 令和5年版高齢社会白書(6/20)《内閣府》
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令和7(2025)年度を目途にデータヘ

身の保健医療情報を把握できるようになるとと

ルス改革を実施する

もに、医療機関や介護事業所においても、患

令和3年6月に厚生労働省「データヘルス改

者・利用者ニーズを踏まえた最適な医療・介護

革推進本部」において決定された、「データヘ

サービスを提供することが可能になるよう、所

ルス改革に関する工程表」においては、令和7

要の施策を実施することとされている(図1-

(2025)年度を目途に、国民が生涯にわたり自

図1-2-5-4

2-5-4)


データヘルス改革の意義について

データヘルス改革の意義について
これまで、健康・医療・介護分野のデータが分散し、相互につながっていないために、
必ずしも現場や産官学の力を引き出したり、患者・国民がメリットを実感できる形と
はなっていなかった。
健康・医療・介護分野のデータの有機的連結や、
健康・医療・介護分野を有機的に連結した
ICT等の技術革新の利活用の推進を目指す
ICTインフラの整備を目指す(データヘルス改革)
(データヘルス改革)
国民の健康寿命の更なる延伸
効果的・効率的な医療・介護サービスの提供
(具体例)

 現状、がんの原因となるゲノム異常がわ
からない場合や、原因がわかっても対応
する医薬品が存在しない場合も・・・

原因となるゲノム異常等の解明が
進み、それに基づいて新たな診
断・治療法が開発・提供される可
能性
 現状、健診結果や医療情報を本人が有効
活用できるようになっていない場合も・・・

自身の情報をスマホ等で簡単に確
認し、健康づくりや医療従事者と
のコミュニケーションに活用

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 現状、カルテ入力が医療従事者の負担
になっている場合も・・・

国民・患者
研究者
産業界
行政

現場
保険者

AIを活用し、診察時の会話から
カルテを自動作成、医師、看護師
等の負担を軽減
 現状、保健医療・介護分野のデータ
ベースを研究に十分に活かせていない
場合も・・・

民間企業・研究者がビッグデータ
を研究やイノベーション創出に活