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【資料4】短期入所生活介護[2.5MB] (29 ページ)

公開元URL https://www.mhlw.go.jp/stf/newpage_34007.html
出典情報 社会保障審議会 介護給付費分科会(第219回 7/10)《厚生労働省》
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短期入所生活介護の現状と課題
<現状と課題>
◼ 短期入所生活介護は、利用者が老人短期入所施設、特別養護老人ホーム等に短期間入所し、当該施設において入
浴、排せつ、食事等の介護その他の日常生活上の世話及び機能訓練を行うことにより、利用者の心身の機能の維持
並びに利用者の家族の身体的及び精神的負担の軽減を図るものである。


報酬については、事業所の設置形態により「単独型」「併設型」「空床利用型」に区分され、また居室の形態に
より、「従来型個室」「多床室」「ユニット型個室」「ユニット型個室的多床室」に区分されており、設置形態・
居室の形態に応じて、要介護度別に基本報酬が設定されている。



報酬水準については、併設型の場合は、本体施設と一体的な運用を前提として人員基準や設備基準が一部緩和さ
れていることから、単独型の場合よりも基本報酬が低く設定されている。




請求事業所数は、平成31年度まで増加傾向にあったが、その後は横ばいである。
受給者数は、平成27年度までは増加傾向にあったが、平成31年度までは横ばい、その後新型コロナウイルス感染
症等の影響もあり、減少傾向にある。



費用額は、微増減を繰り返しながら平成31年度までは増加傾向にあったが、その後は減少傾向にある。



要介護度別受給者数は、要介護3の利用者が最も多く、次いで要介護2の利用者が多い。



収支差率は、令和3年度決算においては3.3%(対令和2年度比△2.1%)であった。

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