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感染症週報 2023年第27週(7月3日-7月9日) (6 ページ)
出典
公開元URL | https://www.niid.go.jp/niid/ja/idwr-dl/2023.html |
出典情報 | 感染症週報 2023年第27週(7月3日-7月9日)(7/24)《国立感染症研究所》 |
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Infectious Diseases Weekly Report Japan
2023年 第27週
(7月3日〜 7月9日)
:通巻第25巻 第27号
◆定点把握の対象となる5類感染症
全国の指定された医療機関
(定点)
から報告され、疾患により小児科定点
(約3,000カ所)
、インフルエンザ/
COVID-19
(小児科・内科)
定点
(約5,000カ所)
、眼科定点
(約600カ所)
、基幹定点
(約500カ所)
に分かれてい
ます。また、定点当たり報告数は、報告数/定点医療機関数です
(増減の目安は小数点第3位以下を含む)
。
定点把握疾患の報告の過去5年間の同時期との比較(第27週)
〜
〜
定点当たり
報告数
インフルエンザ
1.66
RSウイルス感染症
3.38
咽頭結膜熱
0.52
A群溶血性レンサ球菌咽頭炎 1.53
感染性胃腸炎
4.13
水痘
0.12
手足口病
1.07
伝染性紅斑
0.02
突発性発しん
0.28
ヘルパンギーナ
7.32
流行性耳下腺炎
0.07
急性出血性結膜炎
0.01
流行性角結膜炎
0.44
マイコプラズマ肺炎
0.03
-0.57
-0.40
-0.67
〜
〜
-2.74
0.38
0.30
0.22
6.88
-0.52
平均-2SD
22.35
0.95
-0.83
平均-1SD
-0.03
0.01
平均
平均+1SD
SD:標準偏差
平均+2SD
当該週と過去5年間の平均(過去5年間の前週、当該週、後週の合計15週間分の平均)との差をグラフ
上に表現した。
〜
〜
-3.05
〜
〜
インフルエンザ/ COVID-19定点報告疾患
3.91
インフルエンザの定点当たり報告数は2週連続で増加し、過去5年間の同時期
(前週、当該週、
後週)と比較してかなり多い。都道府県別の上位3位は鹿児島県(27.31)、長崎県(9.13)、宮崎
県(8.83)である。基幹定点からのインフルエンザ入院サーベイランスにおける報告数は72例と
前週と比較して増加し、20都道府県から報告があった。
新型コロナウイルス感染症の定点当たり報告数は第20週以降増加が続いている。都道府県別
の上位3位は沖縄県(41.67)、鹿児島県(17.18)、宮崎県(16.00)である。
小児科定点報告疾患(主なもの)
RSウイルス感染症の定点当たり報告数は増加した。都道府県別の上位3位は大分県(10.25)、
島根県(7.09)、山口県(7.07)である。
咽頭結膜熱の定点当たり報告数は第24週以降減少が続いている。都道府県別の上位3位は福
岡県(1.19)、兵庫県(1.05)、北海道(0.99)である。
A群溶血性レンサ球菌咽頭炎の定点当たり報告数は2週連続で減少した。都道府県別の上位
3位は福岡県(4.04)、鳥取県(3.26)、山口県(3.02)である。
感染性胃腸炎の定点当たり報告数は第23週以降減少が続いている。都道府県別の上位3位は
大分県(8.11)、熊本県(7.29)、新潟県(6.31)である。
手足口病の定点当たり報告数は第19週以降増加が続いている。都道府県別の上位3位は島根
県(4.96)、茨城県(3.41)、新潟県(2.93)である。
伝染性紅斑の定点当たり報告数は 2 週連続で減少した。都道府県別の上位 3 位は静岡県
(0.09)、大分県(0.06)、岩手県(0.05)、東京都(0.05)である。
ヘルパンギーナの定点当たり報告数は第19週以降増加が続いており、過去5年間の同時期と比
較してかなり多い。都道府県別の上位3位は宮城県(23.20)、岩手県(14.70)、三重県(12.47)で
ある。
流行性耳下腺炎の定点当たり報告数は増加した。都道府県別の上位3位は群馬県(0.39)、大分
県(0.22)、熊本県(0.16)である。
基幹定点報告疾患
マイコプラズマ肺炎の定点当たり報告数は2週連続で減少した。都道府県別の上位3位は高知県
(0.38)
、青森県
(0.17)
、佐賀県
(0.17)
、秋田県
(0.13)
である。
感染性胃腸炎(ロタウイルスに限る)
の定点当たり報告は増加した。北海道から1例報告があり、
年齢別では1〜4歳であった。
Ministry of Health, Labour and Welfare / National Institute of Infectious Diseases
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2023年 第27週
(7月3日〜 7月9日)
:通巻第25巻 第27号
◆定点把握の対象となる5類感染症
全国の指定された医療機関
(定点)
から報告され、疾患により小児科定点
(約3,000カ所)
、インフルエンザ/
COVID-19
(小児科・内科)
定点
(約5,000カ所)
、眼科定点
(約600カ所)
、基幹定点
(約500カ所)
に分かれてい
ます。また、定点当たり報告数は、報告数/定点医療機関数です
(増減の目安は小数点第3位以下を含む)
。
定点把握疾患の報告の過去5年間の同時期との比較(第27週)
〜
〜
定点当たり
報告数
インフルエンザ
1.66
RSウイルス感染症
3.38
咽頭結膜熱
0.52
A群溶血性レンサ球菌咽頭炎 1.53
感染性胃腸炎
4.13
水痘
0.12
手足口病
1.07
伝染性紅斑
0.02
突発性発しん
0.28
ヘルパンギーナ
7.32
流行性耳下腺炎
0.07
急性出血性結膜炎
0.01
流行性角結膜炎
0.44
マイコプラズマ肺炎
0.03
-0.57
-0.40
-0.67
〜
〜
-2.74
0.38
0.30
0.22
6.88
-0.52
平均-2SD
22.35
0.95
-0.83
平均-1SD
-0.03
0.01
平均
平均+1SD
SD:標準偏差
平均+2SD
当該週と過去5年間の平均(過去5年間の前週、当該週、後週の合計15週間分の平均)との差をグラフ
上に表現した。
〜
〜
-3.05
〜
〜
インフルエンザ/ COVID-19定点報告疾患
3.91
インフルエンザの定点当たり報告数は2週連続で増加し、過去5年間の同時期
(前週、当該週、
後週)と比較してかなり多い。都道府県別の上位3位は鹿児島県(27.31)、長崎県(9.13)、宮崎
県(8.83)である。基幹定点からのインフルエンザ入院サーベイランスにおける報告数は72例と
前週と比較して増加し、20都道府県から報告があった。
新型コロナウイルス感染症の定点当たり報告数は第20週以降増加が続いている。都道府県別
の上位3位は沖縄県(41.67)、鹿児島県(17.18)、宮崎県(16.00)である。
小児科定点報告疾患(主なもの)
RSウイルス感染症の定点当たり報告数は増加した。都道府県別の上位3位は大分県(10.25)、
島根県(7.09)、山口県(7.07)である。
咽頭結膜熱の定点当たり報告数は第24週以降減少が続いている。都道府県別の上位3位は福
岡県(1.19)、兵庫県(1.05)、北海道(0.99)である。
A群溶血性レンサ球菌咽頭炎の定点当たり報告数は2週連続で減少した。都道府県別の上位
3位は福岡県(4.04)、鳥取県(3.26)、山口県(3.02)である。
感染性胃腸炎の定点当たり報告数は第23週以降減少が続いている。都道府県別の上位3位は
大分県(8.11)、熊本県(7.29)、新潟県(6.31)である。
手足口病の定点当たり報告数は第19週以降増加が続いている。都道府県別の上位3位は島根
県(4.96)、茨城県(3.41)、新潟県(2.93)である。
伝染性紅斑の定点当たり報告数は 2 週連続で減少した。都道府県別の上位 3 位は静岡県
(0.09)、大分県(0.06)、岩手県(0.05)、東京都(0.05)である。
ヘルパンギーナの定点当たり報告数は第19週以降増加が続いており、過去5年間の同時期と比
較してかなり多い。都道府県別の上位3位は宮城県(23.20)、岩手県(14.70)、三重県(12.47)で
ある。
流行性耳下腺炎の定点当たり報告数は増加した。都道府県別の上位3位は群馬県(0.39)、大分
県(0.22)、熊本県(0.16)である。
基幹定点報告疾患
マイコプラズマ肺炎の定点当たり報告数は2週連続で減少した。都道府県別の上位3位は高知県
(0.38)
、青森県
(0.17)
、佐賀県
(0.17)
、秋田県
(0.13)
である。
感染性胃腸炎(ロタウイルスに限る)
の定点当たり報告は増加した。北海道から1例報告があり、
年齢別では1〜4歳であった。
Ministry of Health, Labour and Welfare / National Institute of Infectious Diseases
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