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令和5年度薬剤師の資質向上等に資する研修事業実施要綱 (1 ページ)

公開元URL https://www.mhlw.go.jp/stf/seisakunitsuite/bunya/0000210087_00036.html
出典情報 令和5年度薬剤師の資質向上等に資する研修事業実施法人の公募について(7/28)《厚生労働省》
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薬剤師の資質向上等に資する研修事業実施要綱

令和5年7月 28 日付薬生発 0728 第4号医薬・生活衛生局長通知

1.目的
医療技術の高度化・専門分化が進展し、一方で少子高齢化に伴い人口構造が変化す
る中、より良い医療を患者に提供していくためには、薬剤師の機能強化・専門性向上に
資するために必要な知識及び技能を習得させる等の生涯教育が重要である。
今般の新型コロナウイルス感染症対策においては、薬局薬剤師は、自宅・宿泊療養の
患者への対応や、医療用抗原定性検査キットの適切な利用方法の説明・販売等、通常の
調剤・服薬指導等の業務に加え、地域において様々な役割を果たしてきたところであ
り、
「感染症の予防及び感染症の患者に対する医療に関する法律等の一部を改正する法
律」(令和4年法律第 96 号)による改正後の「感染症の予防及び感染症の患者に対す
る医療に関する法律」(平成 10 年法律第 114 号)第 36 条の3第1項の規定に基づく
医療措置協定に関して、薬局も都道府県知事との協定締結の対象となった(令和6年
4月1日施行)
。当該薬局においては、新興感染症等の発生時における自宅・宿泊療養
患者への対応と、そのための体制として、関係学会等の最新の知見に基づくガイドラ
イン等を参考にした、研修・訓練等を含む感染対策の適切な実施が求められることに
なる。
このように、新たな新興感染症等の発生・まん延に備え、地域の薬局における人材育
成や体制構築についても求められることとなるため、これらについても薬剤師は必要
な知識及び技能を習得することが必要となる。
本事業では、薬剤師の継続的な生涯教育の実施に加え、その一環として、感染対策を
適切に実施するための研修を実施することにより、更なる薬剤師の機能強化・専門性
向上を図り、新興感染症の発生・まん延にも対応可能な地域の医療提供体制の確保に
つなげることを目的とする。
2.事業内容
一般的な感染対策に加え、新型コロナウイルス感染症や類似の新興感染症への対応
を含めた、薬局における感染対策に関する指針(以下、
「指針」という。)を作成の上、
当該感染対策に必要な知識及び技能を習得させる研修プログラム(研修内容の習得を
確認するための受講テスト、薬局内での感染対策に関する訓練の方法を含む)を作成
し、研修を実施する。研修実施後は、全国での研修の実施に広く活用できるよう、研