後発医薬品の安定供給等に係る企業体制の
評価指標の検討
目的：
昨今の後発品を中心とした医薬品の供給不安の問題を背景に、品質が確保され
た後発品を安定的に市場に供給するための活動に適正に取り組んでいる企業に対
する評価のあり方等について検討を行ってきた。
去る6月9日に取りまとめられた厚生労働省の「医薬品の迅速・安定供給実現に向
けた総合対策に関する有識者検討会」報告書において、医薬品の安定供給を行う企
業の評価として、「医薬品の安定供給等に係る企業情報（製造能力、生産計画、生
産実績等）の可視化（ディスクロージャー）を行った上で、これらの情報を踏まえた新
規収載時及び改定時の薬価の在り方を検討すべき」という指摘もなされたところであ
る。
このような背景を踏まえ、後発医薬品の安定供給等に取り組んでいる企業を適正
に評価し、その結果を薬価制度等に反映するため、企業体制の評価指標を検討する
こととした。
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