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入-2別紙2.DPC/PDPS等作業グループからの中間報告について (4 ページ)

公開元URL https://www.mhlw.go.jp/stf/shingi2/0000212500_00206.html
出典情報 入院・外来医療等の調査・評価分科会(令和5年度第6回 9/6)《厚生労働省》
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5.調査結果の概要
(1)適切なコーディングについて
<「部位不明・詳細不明コード」の使用実態について>
(共通)
○ 医師の決定したコーディングについて、確認不足であった。
○ 入院時の初期診断で付与した病名をそのまま使ってしまった。
○ コーディングの際に特に詳細分類について確認していなかった。
○ 原因が多数あり判断がつかない、あるいは、原疾患の特定ができない場合が多い。
(G459 一過性脳虚血発作、詳細不明)
○ 画像検査等を実施しても脳出血や脳梗塞が明らかでなく、原因不明のまま軽快し退院
するケースが多い。
(I509 心不全、詳細不明)


急性期を脱し安定しているものはすべて慢性心不全として当該コードを付与してい
た。
○ 浮腫や胸水貯留のため入院したものの、心不全の精査ができず、詳細な分類ができな
い場合に付与する。
○ 心不全の詳細が不明なまま死亡退院する場合に付与するケースが多い。
○ 心肺停止で救急搬送された場合の医療資源病名として選択する場合が多い。
(I639 脳梗塞、詳細不明)
(I635 脳動脈の詳細不明の閉塞又は狭窄による脳梗塞)
○ MRI 検査の実施が不可能で、精査が行えない場合がある。
○ リハビリテーション目的の入院で使用する。
(K922 胃腸出血、詳細不明)
○ 消化管出血を疑い精査を行ったが、出血源が特定できなかった場合に用いる。
○ 高齢患者が多く、検査できないことが多い。
(M6259 筋の消耗及び萎縮、他に分類されないもの 部位不明)
○ 原疾患加療後に ADL 低下により自宅退院が難しく、リハビリ目的で転入院となったケ
ースに用いる。
○ COVID-19 の治療後の患者について、急性期病床で受け入れ、リハビリを行った場合に
廃用症候群として病名選択を行った。
○ 自院で特に発症した疾患なく、脳梗塞後遺症などの ADL 低下の原因となるような疾患
もない場合、付与せざるを得ない。
(C349 他 悪性新生物、部位不明)
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