よむ、つかう、まなぶ。

MC plus(エムシープラス)は、診療報酬・介護報酬改定関連のニュース、

資料、研修などをパッケージした総合メディアです。


入-2別紙2.DPC/PDPS等作業グループからの中間報告について (5 ページ)

公開元URL https://www.mhlw.go.jp/stf/shingi2/0000212500_00206.html
出典情報 入院・外来医療等の調査・評価分科会(令和5年度第6回 9/6)《厚生労働省》
低解像度画像をダウンロード

資料テキストはコンピュータによる自動処理で生成されており、完全に資料と一致しない場合があります。
テキストをコピーしてご利用いただく際は資料と付け合わせてご確認ください。

○ 医師が部位不明としてコーディングし、その後部位の確認を行っていなかった。
○ 化学療法目的の紹介患者で、紹介状に部位が記載されていない場合に付与する。
○ 確定診断がつかないまま退院する場合がある。
<診療情報管理士の関与について>
(適切な ICD 分類の選択)
○ 診療情報管理士がコーディングについて全件チェックを行い、疑義があるものは主治
医への確認を行っている。また、不明な事項があった場合の問い合わせに対して対応し
ている。
○ 入院当初に付与される病名は詳細でないことが多く、カルテ等から治療経過や内容を
把握し、より正確な分類になるような病名を提案している。
○ 最近、診療報酬請求部門だけでなく、診療情報管理士が重ねて点検を行う体制へ変更
し、医師へ適切な ICD 分類の検討及び提案を行っている。
(院内での教育・研修)



適切なコーディングに関する委員会において、主導的な役割を果たしている。
コーディング委員会とは別に、主治医との定期的な会議において病名選択の検討を行
っている。
○ ICD 分類の 5 桁目の選択によって診断群分類が変わるものや、詳細不明コードを選び
がちな傷病名については口頭にて指導を行っている。
<コーディングテキストの活用について>






ICD 分類、DPC コードの選択に不明な点がある場合に参照している。
医師へ提案、相談をする際に、コーディングテキストの内容を提示している。
主に事例集を活用している。
検証用途での利用に重宝している。
コーディング委員会の参加者に配布し、それに基づく検討を行っている。

<その他>
○ 適切なコーディングに向け取り組みを進めており、現在は「部位不明・詳細不明コー
ド」の使用割合は 10%未満となっている。
○ 調査結果を受け、改めて検討し直したところ、多くがミスコーディングあるいは分類
不十分であった。
【医療機関からの聴取内容】
● 基本的に医師に病名をつけてもらい、医事部門や診療情報管理部門で確認している。
部位不明・詳細不明コードの場合、医師に確認するようにしているが、基本的に医師の
判断でコードを選択した結果としてこうなっている。コーディング委員会は医師も参加
しているが、若い医師の参加が中心。ベテランの医師の参加は少ない。
● コーディグの確認が不足していたことが主な理由。診療情報管理士は勤務しているも
5