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参考資料3_今後の医学教育の在り方に関する検討会におけるこれまでの主な意見について (5 ページ)

公開元URL https://www.mext.go.jp/kaigisiryo/mext_00586.html
出典情報 今後の医学教育の在り方に関する検討会(第5回 9/11)《文部科学省》
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されている間や、様々な理由で非常勤として勤務する場合などにおいても、研究活動を継続で
きるよう研究環境を整えることが、研究力の向上につながるのではないか。


大学院修了後のポストの確保など研究者としてのキャリアパスの支援が必要ではないか。

<医学以外の分野との協働>


研究者の総数を増やすとともに、医学以外の分野における研究者が大学病院で研究できる環境整備
が必要。例えば、研究領域によっては工学系分野との共同研究が有効であるなど、医療系の知識だけ
ではカバーできない領域もある。



医学研究は非常に高度化しており臨床医の研究として担い切れなくなりつつある。医学以外の分野
における研究者の参画や大学病院で研究できる環境整備、それに見合った組織の在り方の検討が必
要ではないか。



PhD との連携を社会実装まで持っていくためには相当なインフラが必要であり、幾つかのハブになる
ような大学を作ってはどうか。また、他学部出身の人材が大学病院に自由に出入りできるような仕
組みに変えることが必要。

<学部段階での教育の導入>


医学部の卒業時までに卒論を書くプログラムを導入するなど、研究に関する基礎体力を卒前の教育
課程で養成することで、医師として働きながら研究をすることにつながるのではないか。



MD-PhD 育成コースや医学研究実習等において、研究の面白さや論文の書き方等を学べるとよい。研
究について前倒ししたシームレスな医学教育が求められるのではないか。



臨床研究論文が増えてきた背景に、若者にとっては専門医制度ができ、専門医を取得することがわ
かりやすいということがあるのではないか。一方、基礎生命科学において、博士の学位を取得するこ
とは、各教授の裁量によるので、若者にとってはわかりづらいのではないか。学部段階で研究の面白
さや DX を用いた教育等を導入しながら、強化していく必要があるのではないか。

<その他>


女性の入学者の割合がかなり増えている。研究又は診療に従事する人のうち、女性だけではなく介
護等のライフイベントに関わるような人の割合や博士課程における女性割合について分析調査が必
要ではないか。そこへの支援もしっかり考えていく必要がある。



臨床研究中核病院となっていない地方の大学病院では、診療時間の増加とともに研究時間が減った
ことによる女性医師の研究者不足が特に顕著であり、研究支援体制の充実が必要である。



大学発ベンチャー等で知財を確保する必要があるが、その足腰が極めて弱い。



日本は高等教育に対する公的負担が、対 GDP 比 0.5%(OECD 平均では 1.1%)と最下位である。世界
に伍するためには、日本で作ったものを世界に売り、患者に還元をする好循環が必要。



博士課程の学位が 4 年間で取れるような状態ではなくなっており、4 年で取得率は 4 割、6 年でも 6
割程度の割合になっている。今までは英語の論文としてジャーナルに掲載されれば学位を認めてい
たが、今後は、一つの仕事をまとめる能力を学位と認める流れがある。圧倒的に時間がかかり、期間
が延びている。



卒前教育が共用試験の公的化も含めて前倒しになってきたことがプラスに転じて、早くから医師養

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