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総-6参考○新型コロナウイルス感染症の診療報酬上の取扱いについて (4 ページ)
出典
公開元URL | https://www.mhlw.go.jp/stf/shingi2/0000212500_00208.html |
出典情報 | 中央社会保険医療協議会 総会(第554回 9/13)《厚生労働省》 |
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日米のインフルエンザとコロナにおける院内感染対策ガイドラインの記載と
ガイドライン改定を踏まえたコロナ5類移行後の院内感染対策の周知事項について
中医協 総-2
5 . 3 . 1
• 日米の院内感染対策のガイドライン等における季節性インフルエンザ(インフル)と新型コロナウイルス感染症(コロナ)患者の感染管理に関
する記載内容を参照した。
• インフルと比較した、コロナにおける記載の概要は以下のとおり(下表の下線部が相違点)
※相違点:個人防護具(N95マスクが推奨される場面が多い)、 換気対策(より十分な対応が推奨)
• 5類移行後も必要な感染対策は講じていくべきであり、ガイドラインに沿いつつ効率性と安全性を両立した対応を周知し対応医療機関の裾野を広げる。
インフル・コロナ患者の感染管理に関する記載(一部抜粋・要約)
個人防護具
マスク
イ
ン
フ
ル
米国※1
日本※2
日本 (従来)
※4※5
個室
コホーティング※6可
•
•
手袋・ガウン・アイプロテクション
(適宜着用)
•
•
個室
コホーティング※6可
・記載なし
•
N95マスクや同等の性能のマスク •
(状況を問わず)
手袋・ガウン・アイプロテクション
(状況による選択の記載なし)
•
•
•
•
個室(トイレ付き)
コホーティング※6可
担当する医療従事者をシフ •
ト中は固定することを検討
病室とすべての共有空間の
換気改善
エアロゾル産生手技は陰圧
室で実施
•
•
サージカルマスク(必ず)
N95マスク又はそれと同等のマス
ク(エアロゾルが発生する可能性のある
手袋・ガウン・アイプロテクション
(検体採取や手技などに応じて使用)
•
•
•
個室
コホーティング※6や専用病 •
室、専用病棟など状況や設
備に応じて判断※5
十分換気する※4
エアロゾル産生手技が高頻
度に実施される患者を優先
的に陰圧室に収容※5
•
サージカルマスク(必ず)
N95マスク又はそれと同等のマス
ク(エアロゾルが発生する可能性 •
のある手技)
・サージカルマスク(必ず)
•
手技・その他状況により※5)
・サージカルマスク(必ず)
・N95マスク又はそれと同等のマス
(2023年1月の学会
ク(エアロゾルが発生する可能性のある
ガイドライン改定)
日本※7
主な変更赤字
換気対策
手袋・ガウン(分泌物等に触れる可能 •
性があるとき)
•
アイプロテクション(エアロゾルが発
生する可能性のある手技時)
•
•
米国※3
コ
ロ
ナ
病室・ゾーニング
マスク以外の個人防護具
手技・その他状況により)
*N95を推奨する状況の記載を充実
・アイプロテクションは継続
・手袋・ガウンは、患者および患者周囲
の汚染箇所に直接接触する場合に装着
(直接接触しない場合は不要)
エアロゾル産生手技は陰圧
室で実施
・個室・コホーティング※6可 ・換気・クリーンパーティ
・専用病棟化は基本的に不要
ションの利用等により
空気の流れを工夫
・陰圧室に関して同様
※1:CDC (Centers for Disease Control and Prevention)「Guidelines for Healthcare Settings (Influenza) 」(2021年5月13日)
※2:国公立大学附属病院感染対策協議会「病院感染対策ガイドライン」 (2020年3月増補)
※3:CDC (Centers for Disease Control and Prevention)「Infection Control Guidance (COVID-19) 」(2022年9月23日)
※4:国立感染症研究所・国立国際医療研究センター「新型コロナウイルス感染症に対する感染管理」(2021年8月6日)
※5:日本環境感染学会「医療機関における新型コロナウイルス感染症への対応ガイド 第4版」(2021年11月22日)
※6:同じ感染症患者同士を同室に集めること
※7:日本環境感染学会「医療機関における新型コロナウイルス感染症への対応ガイド 第5版」(2023年1月17日)
4
ガイドライン改定を踏まえたコロナ5類移行後の院内感染対策の周知事項について
中医協 総-2
5 . 3 . 1
• 日米の院内感染対策のガイドライン等における季節性インフルエンザ(インフル)と新型コロナウイルス感染症(コロナ)患者の感染管理に関
する記載内容を参照した。
• インフルと比較した、コロナにおける記載の概要は以下のとおり(下表の下線部が相違点)
※相違点:個人防護具(N95マスクが推奨される場面が多い)、 換気対策(より十分な対応が推奨)
• 5類移行後も必要な感染対策は講じていくべきであり、ガイドラインに沿いつつ効率性と安全性を両立した対応を周知し対応医療機関の裾野を広げる。
インフル・コロナ患者の感染管理に関する記載(一部抜粋・要約)
個人防護具
マスク
イ
ン
フ
ル
米国※1
日本※2
日本 (従来)
※4※5
個室
コホーティング※6可
•
•
手袋・ガウン・アイプロテクション
(適宜着用)
•
•
個室
コホーティング※6可
・記載なし
•
N95マスクや同等の性能のマスク •
(状況を問わず)
手袋・ガウン・アイプロテクション
(状況による選択の記載なし)
•
•
•
•
個室(トイレ付き)
コホーティング※6可
担当する医療従事者をシフ •
ト中は固定することを検討
病室とすべての共有空間の
換気改善
エアロゾル産生手技は陰圧
室で実施
•
•
サージカルマスク(必ず)
N95マスク又はそれと同等のマス
ク(エアロゾルが発生する可能性のある
手袋・ガウン・アイプロテクション
(検体採取や手技などに応じて使用)
•
•
•
個室
コホーティング※6や専用病 •
室、専用病棟など状況や設
備に応じて判断※5
十分換気する※4
エアロゾル産生手技が高頻
度に実施される患者を優先
的に陰圧室に収容※5
•
サージカルマスク(必ず)
N95マスク又はそれと同等のマス
ク(エアロゾルが発生する可能性 •
のある手技)
・サージカルマスク(必ず)
•
手技・その他状況により※5)
・サージカルマスク(必ず)
・N95マスク又はそれと同等のマス
(2023年1月の学会
ク(エアロゾルが発生する可能性のある
ガイドライン改定)
日本※7
主な変更赤字
換気対策
手袋・ガウン(分泌物等に触れる可能 •
性があるとき)
•
アイプロテクション(エアロゾルが発
生する可能性のある手技時)
•
•
米国※3
コ
ロ
ナ
病室・ゾーニング
マスク以外の個人防護具
手技・その他状況により)
*N95を推奨する状況の記載を充実
・アイプロテクションは継続
・手袋・ガウンは、患者および患者周囲
の汚染箇所に直接接触する場合に装着
(直接接触しない場合は不要)
エアロゾル産生手技は陰圧
室で実施
・個室・コホーティング※6可 ・換気・クリーンパーティ
・専用病棟化は基本的に不要
ションの利用等により
空気の流れを工夫
・陰圧室に関して同様
※1:CDC (Centers for Disease Control and Prevention)「Guidelines for Healthcare Settings (Influenza) 」(2021年5月13日)
※2:国公立大学附属病院感染対策協議会「病院感染対策ガイドライン」 (2020年3月増補)
※3:CDC (Centers for Disease Control and Prevention)「Infection Control Guidance (COVID-19) 」(2022年9月23日)
※4:国立感染症研究所・国立国際医療研究センター「新型コロナウイルス感染症に対する感染管理」(2021年8月6日)
※5:日本環境感染学会「医療機関における新型コロナウイルス感染症への対応ガイド 第4版」(2021年11月22日)
※6:同じ感染症患者同士を同室に集めること
※7:日本環境感染学会「医療機関における新型コロナウイルス感染症への対応ガイド 第5版」(2023年1月17日)
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