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最近の調剤医療費(電算処理分)の動向 令和3年度 10 月号 (1 ページ)

公開元URL https://www.mhlw.go.jp/topics/medias/c-med/2021/10/
出典情報 最近の調剤医療費(電算処理分)の動向 令和3年度10月(2/28)《厚生労働省》
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調



M E D I A S

(Medical Information Analysi s System )

最近の調剤医療費(電算処理分)の動向
令和3年度 10 月号
○ 概要
(1) 令和 3 年 10 月の調剤医療費(電算処理分に限る。以下同じ。)は 6,461 億円(伸
び率(対前年度同期比。以下同じ)▲1.8%)で、処方箋1枚当たり調剤医療費は 9,456
円(伸び率+0.1%)であった。調剤医療費の内訳は、技術料が 1,695 億円(伸び率▲
0.3%)薬剤料が 4,753 億円(伸び率▲2.4%)、薬剤料のうち、後発医薬品が 953 億
円(伸び率▲5.8%)であった。(→P.4)
(2)

薬剤料の多くを占める内服薬の処方箋 1 枚当たり薬剤料 5,553 円(伸び率▲0.9%)
を、処方箋 1 枚当たり薬剤種類数、投薬日数、1 種類数 1 日当たり薬剤料の3要素に
分解すると、各々2.74 種類(伸び率▲0.7%)、27.7 日(伸び率+1.7%)、73 円(伸
び率▲1.9%)であった。(→P.8,9)

(3)

内服薬の薬剤料 3,795 億円(伸び幅(対前年度同期差。以下同じ。)▲110 億円)
を薬効大分類別にみると、総額が最も高かったのは 39 その他の代謝性医薬品の 687
億円(伸び幅+12 億円)で、伸び幅が最も高かったのは 42 腫瘍用薬の+33 億円(総
額 437 億円)であった。(→P.13~19)

年齢区分

内服薬 総額

総額順(総額)

(伸び幅)

1位

2位

3位

3,795 億円

39 その他の代謝性

21 循環器官用薬

11 中枢神経系用薬

(▲110 億円)

医薬品(687 億円)

(631 億円)

(586 億円)

0 歳以上

20.4 億円

44 アレルギー用薬

22 呼吸器官用薬

61 抗生物質製剤

5 歳未満

(▲2.4 億円)

(7.8 億円)

(3.6 億円)

(2.7 億円)

5 歳以上

82.6 億円

44 アレルギー用薬

11 中枢神経系用薬

39 その他の代謝性

15 歳未満

(▲0.1 億円)

(31.7 億円)

(24.4 億円)

医薬品(4.8 億円)

15 歳以上

1,360 億円

11 中枢神経系用薬

39 その他の代謝性

21 循環器官用薬

65 歳未満

(▲25 億円)

(283 億円)

医薬品(261 億円)

(195 億円)

65 歳以上

909 億円

39 その他の代謝性

21 循環器官用薬

42 腫瘍用薬

75 歳未満

(▲23 億円)

医薬品(198 億円)

(172 億円)

(140 億円)

1,422 億円

21 循環器官用薬

39 その他の代謝性

11 中枢神経系用薬

(▲59 億円)

(260 億円)

医薬品(221 億円)

(184 億円)

全年齢

75 歳以上

(4)

処方箋 1 枚当たり調剤医療費を都道府県別にみると、全国では 9,456 円(伸び率
+0.1%)で、最も高かったのは高知県(11,808 円(伸び率+2.8%))、最も低かった
のは佐賀県(7,930 円(伸び率▲0.6%))であった。
また、伸び率が最も高かったのは高知県(伸び率+2.8%)、最も低かったのは福井
県(伸び率▲1.9%)であった。(→P.31~32)