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資  料 5   令和5年度需給計画の変更について (1 ページ)

公開元URL https://www.mhlw.go.jp/stf/newpage_35085.html
出典情報 薬事・食品衛生審議会 薬事分科会血液事業部会(令和5年度第2回 9/20)《厚生労働省》
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令和5年度第2回運営委員会
資料 5

令和5年度需給計画の変更について
血 液 対 策 課

1.変更理由
⚫ 人免疫グロブリン製剤については、令和4年度 12 月以降の需要増に伴い、各社の
在庫も逼迫してきたため、本年度4月より国内で人免疫グロブリン製剤を販売して
いる4社(JB、武田、KMB、CSL)は限定出荷を行っているところ。
⚫ 令和5年度需給計画では 3,509,800 本(2.5g換算)の供給を見込んでいたが、一
部医療機関における大量購入等もあり、人免疫グロブリン製剤の入手が困難な医療
機関が散見される。これらの状況の緩和を図るため、令和 5 年度需給計画を変更し、
人免疫グロブリン製剤の供給量を増やす必要がある。
2.変更内容
令和5年度の血液製剤の安定供給に関する計画」(令和5年 3 月 31 日厚生労働省告示
第 137 号)別表の人免疫グロブリンの需要見込及び輸入目標量、供給可能量について、
別紙のとおり改めることとする。
【人免疫グロブリン 2.5g に関する変更内容は以下のとおり】
・人免疫グロブリン製剤の令和5年度の需要見込を、令和 4 年度供給実績(約 260 万
本)を約 107%伸長し、2,731,600 本に設定し、供給可能量を 3,728,700 本とした。
・国内血漿由来(国内メーカー3社)については既に製造量が限界に達しているため
変更せず、輸入血漿由来(CSL ベーリング社製剤)を増量する。
(単位:本)
製造・輸入目標量
需要見込



令和4年

供給可能


国内血漿

輸入血漿

遺伝子組

度末在庫

由来

由来

換え

量(見込)

変更後

2,731,600

3,105,700

2,386,600

719,100



623,000

3,728,700

変更前

2,572,000

2,886,800

2,386,600

500,200



623,000

3,509,800

※下線は変更箇所

3.今後の対応
安全な血液製剤の安定供給の確保等に関する法律(昭和 31 年法律第 160 号)第 26
条第5項により、需給計画を変更するときは、あらかじめ薬事・食品衛生審議会の意
見を聞くものとされている。また、同条第6項により、需給計画を変更したときは遅
滞なくこれを公表することとされている。
令和 5 年度需給計画の変更については、次回血液事業部会での審議を踏まえ、告示
を行う。
人免疫グロブリン製剤の安定供給に向け、医療機関に対して、人免疫グロブリン製
剤の需給計画変更等について、必要な周知を行う。
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