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【資料3】全世代型社会保障について (2 ページ)

公開元URL https://www.mhlw.go.jp/stf/newpage_35999.html
出典情報 社会保障審議会 医療保険部会(第169回 10/27)《厚生労働省》
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第7回こども未来戦略会議における岸田総理発言
10/2 第7回こども未来戦略会議 岸田総理発言

本年6月に「こども未来戦略方針」を策定し、今後の集中的な取組として「加速化プラン」をお示しいたし
ました。
妊娠期から切れ目なく子育て世帯をお支えする「加速化プラン」により、我が国の子供一人当たりの家族関
係支出は、OECD(経済協力開発機構)トップのスウェーデンに達する水準となり、画期的に前進いたしま
す。制度の拡充ばかりでなく、制度を安心して御活用いただけるよう、社会の意識改革にも取り組んでいきた
いと考えております。
本日も具体的な進捗の報告がありましたが、スピード感ある実行のため、できるところから取組を実施する
ことが重要であると考えております。何よりも子育て世代の所得向上が重要であり、最低賃金を含めた賃上げ
等に全力で取り組んでまいります。先週には、「年収の壁・支援強化パッケージ」を決定したところです。
引き続き、可能な限りの前倒しによる各種施策の実施を検討してまいります。
そのためにも、「加速化プラン」に掲げる各種施策について、法制化が必要なものは、来年通常国会での法
案提出に向けて準備をし、制度設計等の具体化を急がなければなりません。加藤大臣、新藤大臣、武見大臣を
始め関係大臣においては、関係する会議体での議論を含め検討を進めていただき、成案を得ていきます。
「加速化プラン」の実施に当たっては、全世代型社会保障の構築の観点からの改革も進めてまいります。こ
の点についても、「全世代型社会保障構築会議」において、「経済財政諮問会議」と連携した改革工程の年末
までの策定を新藤大臣にお願いしたいと思います。
これらの検討も踏まえ、「こども未来戦略会議」において、皆様の知見を頂きながら、こども・子育て政策
の抜本的な強化に向けて、政府を挙げて、取り組んでまいります。
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