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資料1 令和6年度診療報酬改定に向けた基本認識、基本的視点、具体的方向性について (9 ページ)

公開元URL https://www.mhlw.go.jp/stf/shingi2/0000210433_00050.html
出典情報 社会保障審議会 医療部会(第103回 11/1)《厚生労働省》
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具体的方向性について⑤
視点4


効率化・適正化を通じた医療保険制度の安定性・持続可能性の向上

高齢化や技術進歩、高額な医薬品の開発等により医療費が増大していくことが見込まれる中、国民皆保険を維持するため、医療資源
を効率的・重点的に配分するという観点も含め、制度の安定性・持続可能性を高める不断の取組が必要である。



医療関係者が協働して、医療サービスの維持・向上を図るとともに、効率化・適正化を図ることが求められる。

【考えられる具体的方向性の例】
○ 後発医薬品やバイオ後続品の使用促進、長期収載品等の在り方
・ 後発医薬品について、安定供給の確保の状況を踏まえつつ、使用促進の取組を推進。
・ 医療保険財政の中でイノベーションを推進するため、長期収載品等の保険給付の在り方の見直しとともに、経済性に優れた医療
機器等の診療報酬上の評価や患者が自ら使用するプログラム医療機器等の保険適用の在り方について検討。
○ 費用対効果評価制度の活用
・ 革新性が高く市場規模が大きい、又は著しく単価が高い医薬品・医療機器について、費用対効果評価制度を活用し、適正な価格
設定を実施。
○ 市場実勢価格を踏まえた適正な評価
・ 医薬品、医療機器、検査等について、市場実勢価格を踏まえた適正な評価を行うとともに、効率的かつ有効・安全な利用体制を
確保。
・ エビデンスや相対的な臨床的有用性を踏まえた医療技術等の適正な評価。
○ 医療DXの推進による医療情報の有効活用、遠隔医療の推進(再掲)
○ 患者の状態及び必要と考えられる医療機能に応じた入院医療の評価(再掲)
○ 外来医療の機能分化・強化等(再掲)

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