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【委員提出資料】猪口委員提出資料 (2 ページ)
出典
公開元URL | https://www.mhlw.go.jp/stf/newpage_36273.html |
出典情報 | 社会保障審議会 医療保険部会(第170回 11/9)《厚生労働省》 |
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診療所の経営状況
○ 診療所の経営状況(医業利益率)は、新型コロナ流行前3年間の平均は4.6%、新型コロナ流行後3年間の平均は5.0%となっ
ている。
○ 新型コロナ流行後の利益率は上昇しているが、これはコロナ対応(ワクチン接種対応、発熱外来対応等)に伴う収益増によ
るものであり、診療所として新型コロナにしっかりと対応し、コロナ禍における日本の医療を支えてきたことの証左。
○ 新型コロナの特例的な影響はあくまで一過性のもの。これを除くと新型コロナ流行後3年間の利益率は3.3%程度となり、流
行前よりも悪化している可能性。逆に、報酬特例の見直し等により、来年度以降はこうした収益は見込まれず、コスト増と合
わせて経営環境はさらに悪化。
利益率の推移
10.0%
(参考)学術研究・専門・技術サービス業の経常利益率は約12%
(令和4年度中小企業経営実態調査より計算)
9.8%
9.0%
8.1%
8.0%
7.3%
7.0%
5.7%
5.5%
6.0%
5.3%
5.2%
コロナ後平均
医業利益率
5.0% コロナ前平均
4.0%
3.0%
4.6%
5.0%
3.8%
医業利益率
4.7%
4.3%
4.9%
コロナ後平均
(コロナ特例影響を除いた場合)
2.0%
2.3%
1.0%
新型コロナの特例影響がなければ
利益率はコロナ前より悪化してい
る可能性
医業利益率
3.3%程度
0.0%
2017年度
2018年度
医業利益率
コロナ前平均
2019年度
コロナ後平均
2020年度
2021年度
コロナ後平均(コロナ影響を除く)
2022年度
経常利益率
出典:「TKC医業経営指標(M-BAST)」(※)における約4,400~4,800施設のデータを基に日本医師会において作成。2年度ごとに客体に変化があるため本来は単純に比較はできないがコロナ流行とい
う極めて特殊な状況であるためあえて比較している。
※ TKC会員(税理士・会計士)と契約している医療機関等は、TKC会員による月次巡回監査を受ける、経営改善意識の高い法人。
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○ 診療所の経営状況(医業利益率)は、新型コロナ流行前3年間の平均は4.6%、新型コロナ流行後3年間の平均は5.0%となっ
ている。
○ 新型コロナ流行後の利益率は上昇しているが、これはコロナ対応(ワクチン接種対応、発熱外来対応等)に伴う収益増によ
るものであり、診療所として新型コロナにしっかりと対応し、コロナ禍における日本の医療を支えてきたことの証左。
○ 新型コロナの特例的な影響はあくまで一過性のもの。これを除くと新型コロナ流行後3年間の利益率は3.3%程度となり、流
行前よりも悪化している可能性。逆に、報酬特例の見直し等により、来年度以降はこうした収益は見込まれず、コスト増と合
わせて経営環境はさらに悪化。
利益率の推移
10.0%
(参考)学術研究・専門・技術サービス業の経常利益率は約12%
(令和4年度中小企業経営実態調査より計算)
9.8%
9.0%
8.1%
8.0%
7.3%
7.0%
5.7%
5.5%
6.0%
5.3%
5.2%
コロナ後平均
医業利益率
5.0% コロナ前平均
4.0%
3.0%
4.6%
5.0%
3.8%
医業利益率
4.7%
4.3%
4.9%
コロナ後平均
(コロナ特例影響を除いた場合)
2.0%
2.3%
1.0%
新型コロナの特例影響がなければ
利益率はコロナ前より悪化してい
る可能性
医業利益率
3.3%程度
0.0%
2017年度
2018年度
医業利益率
コロナ前平均
2019年度
コロナ後平均
2020年度
2021年度
コロナ後平均(コロナ影響を除く)
2022年度
経常利益率
出典:「TKC医業経営指標(M-BAST)」(※)における約4,400~4,800施設のデータを基に日本医師会において作成。2年度ごとに客体に変化があるため本来は単純に比較はできないがコロナ流行とい
う極めて特殊な状況であるためあえて比較している。
※ TKC会員(税理士・会計士)と契約している医療機関等は、TKC会員による月次巡回監査を受ける、経営改善意識の高い法人。
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