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○費用対効果評価の結果を踏まえた薬価の見直しについて 総-6参考2 (3 ページ)
出典
公開元URL | https://www.mhlw.go.jp/stf/shingi2/0000212500_00223.html |
出典情報 | 中央社会保険医療協議会 総会(第564回 11/15)《厚生労働省》 |
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(参考)ビンゼレックスの費用対効果評価案策定に係る主な検討事項
1. 分析枠組みについて
分析対象集団
既存治療で効果不十分な尋常性乾癬患者
比較対照技術名
リサンキズマブ、イキセキズマブのうち最も安価なもの
その他
(該当せず)
2. 分析枠組みに係る専門組織での主な検討事項
(専門組織の見解)
・ 分析枠組みについて妥当と考えられる。
(企業の不服意見)
・ なし
3. 費用対効果評価結果案策定に係る専門組織での主な検討事項
(専門組織の見解)
・ 企業分析案、公的分析案のいずれも妥当と考えられるが、以下の点において、公的分析案が
より妥当であると考える。また、価格引き上げの条件には該当しなかった。
・ 高用量投与(期間短縮投与)の設定と関連する費用パラメータ
製造販売業者は、ビメキズマブとイキセキズマブの維持期に、一部の高用量投与(期間短縮投
与)患者が発生すると仮定した。ビメキズマブの高用量投与の患者割合は、ランダム化比較試験
(RCT)のプールデータを、イキセキズマブ群の患者割合は、DPC データ/レセプトデータを含む
医療情報データベース EBM PROVIDER を基に算出した。
一方で、公的分析は、高用量投与の患者割合を定義するのではなく、匿名レセプト情報・匿
名特定健診等情報より、ビメキズマブとイキセキズマブそれぞれについて、実際に使用された
(標準投与と高用量投与を含む)維持期における2週間あたりの平均医療費を算出し、これを用
いた再分析を実施した。
・ 2次治療の設定
製造販売業者の分析モデルにおける2次治療の設定について、公的分析は、1次治療を中止
した患者における2次治療の開始率、2次治療の治療中止率及びその有効性について、現時点
で活用できる十分な情報がないため、1次治療のみで分析を行い、2次治療開始率を検討した
シナリオ分析と合わせて最終結果の蓋然性を示した。
(企業の不服意見)
・ なし
<参考:本資料に係る留意事項>
・
総合的評価では、企業分析及び公的分析双方とも一定の科学的妥当性が認められている。
・
「専門組織での主な検討事項」は、双方の主な見解の相違部分を抜粋したものである。
・ 費用対効果評価の詳細については、国立保健医療科学院から公表される報告書を参照されたい。
(以上)
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1. 分析枠組みについて
分析対象集団
既存治療で効果不十分な尋常性乾癬患者
比較対照技術名
リサンキズマブ、イキセキズマブのうち最も安価なもの
その他
(該当せず)
2. 分析枠組みに係る専門組織での主な検討事項
(専門組織の見解)
・ 分析枠組みについて妥当と考えられる。
(企業の不服意見)
・ なし
3. 費用対効果評価結果案策定に係る専門組織での主な検討事項
(専門組織の見解)
・ 企業分析案、公的分析案のいずれも妥当と考えられるが、以下の点において、公的分析案が
より妥当であると考える。また、価格引き上げの条件には該当しなかった。
・ 高用量投与(期間短縮投与)の設定と関連する費用パラメータ
製造販売業者は、ビメキズマブとイキセキズマブの維持期に、一部の高用量投与(期間短縮投
与)患者が発生すると仮定した。ビメキズマブの高用量投与の患者割合は、ランダム化比較試験
(RCT)のプールデータを、イキセキズマブ群の患者割合は、DPC データ/レセプトデータを含む
医療情報データベース EBM PROVIDER を基に算出した。
一方で、公的分析は、高用量投与の患者割合を定義するのではなく、匿名レセプト情報・匿
名特定健診等情報より、ビメキズマブとイキセキズマブそれぞれについて、実際に使用された
(標準投与と高用量投与を含む)維持期における2週間あたりの平均医療費を算出し、これを用
いた再分析を実施した。
・ 2次治療の設定
製造販売業者の分析モデルにおける2次治療の設定について、公的分析は、1次治療を中止
した患者における2次治療の開始率、2次治療の治療中止率及びその有効性について、現時点
で活用できる十分な情報がないため、1次治療のみで分析を行い、2次治療開始率を検討した
シナリオ分析と合わせて最終結果の蓋然性を示した。
(企業の不服意見)
・ なし
<参考:本資料に係る留意事項>
・
総合的評価では、企業分析及び公的分析双方とも一定の科学的妥当性が認められている。
・
「専門組織での主な検討事項」は、双方の主な見解の相違部分を抜粋したものである。
・ 費用対効果評価の詳細については、国立保健医療科学院から公表される報告書を参照されたい。
(以上)
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