よむ、つかう、まなぶ。
○在宅自己注射について 総-8-1 (2 ページ)
出典
公開元URL | https://www.mhlw.go.jp/stf/shingi2/0000212500_00223.html |
出典情報 | 中央社会保険医療協議会 総会(第564回 11/15)《厚生労働省》 |
ページ画像
ダウンロードした画像を利用する際は「出典情報」を明記してください。
低解像度画像をダウンロード
プレーンテキスト
資料テキストはコンピュータによる自動処理で生成されており、完全に資料と一致しない場合があります。
テキストをコピーしてご利用いただく際は資料と付け合わせてご確認ください。
2.コンシズマブ(遺伝子組換え)
【販売名】
アレモ皮下注15㎎、同皮下注60㎎及び同皮下注150㎎
【効能・効果】
血液凝固第Ⅷ因子又は第Ⅸ因子に対するインヒビターを保有する先天性血友病
患者における出血傾向の抑制
【用法・用量】
通常、12歳以上の患者には、1日目に負荷投与としてコンシズマブ(遺伝子組
換え)1mg/kgを皮下投与する。2日目以降は維持用量として1日1回、
0.20mg/kgを皮下投与する。
なお、0.20mg/kgの投与を開始後、コンシズマブの血中濃度や患者の状態によ
り、0.15mg/kgに減量又は0.25mg/kgに増量できる。
【薬理作用】
コンシズマブは抗組織因子経路インヒビター(抗TPFI)抗体である。TP
FIは活性型血液凝固第X因子を阻害する。コンシズマブはTPFIに結合する
ことにより、TPFIによる活性型血液凝固第X因子の阻害を抑制する。活性型
血液凝固第X因子活性が増加すると血液凝固の開始期が延長され、効果的な止血
に十分な量のトロンビンが生成される。コンシズマブは血液凝固第Ⅷ因子及び第
Ⅸ因子とは独立して作用し、コンシズマブの作用は血液凝固第Ⅷ因子又は第Ⅸ因
子に対する阻害抗体の有無の影響を受けない。
コンシズマブは血液凝固第Ⅷ因子又は第Ⅸ因子との構造相関性あるいは配列相
同性が認められないことから、血液凝固第Ⅷ因子又は第Ⅸ因子に対するインヒビ
ターの生成を誘発又は増強しない。
【主な副作用】
注射部位反応(注射部位紅斑、注射部位蕁麻疹、注射部位血種、注射部位そう
痒感、注射部位内出血及び注射部位腫脹等)、プロトロンビンフラグメント1・
2増加、過敏症、フィブリンDダイマー増加、そう痒症 等
【薬剤投与時の注意】
本剤は、JIS T 3226-2に準拠した32G・4mmのA型専用注射針を用いて
使用すること。本剤はA型専用注射針との適合性の確認をペンニードルプラスで
おこなっている。針の長さが4㎜を超えるA型専用注射針を使用する場合や子供
又は痩躯患者が使用する場合は、筋肉内注射を避けるための処置(皮膚をつまん
だ状態で注射するなど)を指導すること。
【必要な在宅療養指導管理材料加算】
注入器用注射針加算
【承認状況】
令和5年9月
薬事承認
2
【販売名】
アレモ皮下注15㎎、同皮下注60㎎及び同皮下注150㎎
【効能・効果】
血液凝固第Ⅷ因子又は第Ⅸ因子に対するインヒビターを保有する先天性血友病
患者における出血傾向の抑制
【用法・用量】
通常、12歳以上の患者には、1日目に負荷投与としてコンシズマブ(遺伝子組
換え)1mg/kgを皮下投与する。2日目以降は維持用量として1日1回、
0.20mg/kgを皮下投与する。
なお、0.20mg/kgの投与を開始後、コンシズマブの血中濃度や患者の状態によ
り、0.15mg/kgに減量又は0.25mg/kgに増量できる。
【薬理作用】
コンシズマブは抗組織因子経路インヒビター(抗TPFI)抗体である。TP
FIは活性型血液凝固第X因子を阻害する。コンシズマブはTPFIに結合する
ことにより、TPFIによる活性型血液凝固第X因子の阻害を抑制する。活性型
血液凝固第X因子活性が増加すると血液凝固の開始期が延長され、効果的な止血
に十分な量のトロンビンが生成される。コンシズマブは血液凝固第Ⅷ因子及び第
Ⅸ因子とは独立して作用し、コンシズマブの作用は血液凝固第Ⅷ因子又は第Ⅸ因
子に対する阻害抗体の有無の影響を受けない。
コンシズマブは血液凝固第Ⅷ因子又は第Ⅸ因子との構造相関性あるいは配列相
同性が認められないことから、血液凝固第Ⅷ因子又は第Ⅸ因子に対するインヒビ
ターの生成を誘発又は増強しない。
【主な副作用】
注射部位反応(注射部位紅斑、注射部位蕁麻疹、注射部位血種、注射部位そう
痒感、注射部位内出血及び注射部位腫脹等)、プロトロンビンフラグメント1・
2増加、過敏症、フィブリンDダイマー増加、そう痒症 等
【薬剤投与時の注意】
本剤は、JIS T 3226-2に準拠した32G・4mmのA型専用注射針を用いて
使用すること。本剤はA型専用注射針との適合性の確認をペンニードルプラスで
おこなっている。針の長さが4㎜を超えるA型専用注射針を使用する場合や子供
又は痩躯患者が使用する場合は、筋肉内注射を避けるための処置(皮膚をつまん
だ状態で注射するなど)を指導すること。
【必要な在宅療養指導管理材料加算】
注入器用注射針加算
【承認状況】
令和5年9月
薬事承認
2