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総ー4-3○医療機器及び臨床検査の保険適用について (1 ページ)

公開元URL https://www.mhlw.go.jp/stf/shingi2/0000212500_00225.html
出典情報 中央社会保険医療協議会 総会(第566回 11/22)《厚生労働省》
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中医協

総-4-3

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保険医及び保険薬剤師が使用することができる
医薬品の対象薬剤の追加について
第1.対象薬剤の現状


保険医及び保険薬剤師が使用することができる医薬品(以下「使用医薬品」とい
う。)には、薬価基準に収載されている医薬品に加え、薬剤の費用が診療報酬上の点
数に含まれている医薬品等も含まれている。



薬価基準には収載されず、薬剤の費用が診療報酬上の点数に含まれている医薬品
については、保険償還価格を定めない使用医薬品として保険診療下での使用が認め
られている(参考)。
例)FDGスキャン注
無水エタノール注「フソー」、同「VTRS」
アイノフロー吸入用800ppm



第2.対象薬剤の追加
フロルベタピル(18F)注射液及びフルテメタモル(18F)注射液については、ポジ
トロン断層撮影に使用されるアミロイドPETイメージング製剤である。
ポジトロン断層撮影において18FDGを用いた場合、合成及び注入、並びに市販の
医薬品購入の費用は画像診断の所定点数に含まれ保険償還価格を定めない使用医薬品
とされていることから、フロルベタピル(18F)注射液及びフルテメタモル(18F)注
射液についても合成及び注入、並びに市販の医薬品購入の費用は画像診断の所定点数
に含まれるものとし保険償還価格を定めない使用医薬品に加えることとする。

<フロルベタピル(18F)注射液>
【販売名】
アミヴィッド静注(PDRファーマ株式会社)
【効能又は効果】
アルツハイマー病による軽度認知障害又は認知症が疑われる患者の脳内アミロイ
ドベータプラークの可視化
【用法及び用量】
フロルベタピル(18F)として370MBqを静脈内投与し、投与30分後から50分後まで
に撮像を開始する。撮像時間は10分間とする。
【薬理作用】
本剤の有効成分に含まれる放射性核種から放出される放射線(ガンマ線)が核医
学検査装置により画像化される。

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