よむ、つかう、まなぶ。

MC plus(エムシープラス)は、診療報酬・介護報酬改定関連のニュース、

資料、研修などをパッケージした総合メディアです。


総ー6○在宅自己注射について (1 ページ)

公開元URL https://www.mhlw.go.jp/stf/shingi2/0000212500_00225.html
出典情報 中央社会保険医療協議会 総会(第566回 11/22)《厚生労働省》
低解像度画像をダウンロード

資料テキストはコンピュータによる自動処理で生成されており、完全に資料と一致しない場合があります。
テキストをコピーしてご利用いただく際は資料と付け合わせてご確認ください。

中 医 協

総 - 6

保険医が投与することができる注射薬 5 . 1 1 . 2 2
(処方箋を交付することができる注射薬)
及び
在宅自己注射指導管理料の対象薬剤の追加について(案)


在宅自己注射指導管理料等の対象薬剤に係る運用基準(令和5年8月23日中医協総会
において承認)及び学会からの要望書等を踏まえ、以下の薬剤について、保険医が投与
することができる注射薬及び在宅自己注射指導管理料の対象薬剤に追加してはどうか。
1.テゼペルマブ(遺伝子組換え)
【販売名】
テゼスパイア皮下注210mgシリンジ、同皮下注210mペン
【効能・効果】
気管支喘息(既存治療によっても喘息症状をコントロールできない重症又は難治
の患者に限る)
【用法・用量】
通常、成人及び12歳以上の小児にはテゼペルマブ(遺伝子組換え)として1回
210mgを4週間隔で皮下に注射する。
【薬理作用】
テゼペルマブは胸腺間質性リンパ球新生因子(TSLP)に対するヒトIgG
2λのモノクローナル抗体であり、ヒトTSLPに結合し、ヘテロ二量体のTS
LP受容体との相互作用を阻害する。TSLPは喘息における炎症誘導経路の上
流に位置する上皮細胞由来サイトカインであり、喘息に伴う気道炎症の発症及び
持続において重要な役割を果たしている。喘息では、アレルギー性及び非アレル
ギー性曝露のいずれによってもTSLP産生が誘導される。テゼペルマブでTS
LPを阻害することにより、血中好酸球、IgE、FeNO、IL-5、IL-
13等の炎症に関連する広範囲のバイオマーカー及びサイトカインが減少し、気道
過敏性が軽減する。
【主な副作用】
注射部位反応(紅斑、膨張、疼痛等)、発疹、関節痛、咽頭炎

【必要な在宅療養指導管理材料加算】
なし
【承認状況】
令和4年9月

薬事承認

1