第 168 回社会保障審議会医療保険部会（令和５年９月 29 日）
各委員の発言要旨（「令和６年度診療報酬改定の基本方針について」関係）

＜全体について＞
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物価高騰や人材確保の必要性、新興感染症への対応、医療 DX の推進など、近年の社
会情勢を踏まえ、必要な認識及び視点が盛り込まれていると考える。

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基本的認識、基本的視点に書かれている部分に関しては、いずれも適当な内容だと考
えている。

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基本認識の並びと基本的視点の並びで若干違っている点は、やや違和感を感じる。

＜改定に当たっての基本認識＞
（物価高騰・賃金上昇、経営の状況、人材確保の必要性、患者負担・保険料負担の影響を
踏まえた対応）
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基本認識の最初に例示とはいえ物価高騰・賃金上昇というのが示されていることにつ
いては大変大きな違和感がある。

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現在の物価上昇・賃金上昇は避けて通れないところであり、令和６年診療報酬改定に
おいてはそれを十分反映させるものであってほしい。

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物価高騰・賃金上昇等が前面に出ているが、診療報酬で対応すること、交付金等で対
応することの役割分担や効果を検証、整理する必要がある。また、患者負担、保険料負
担への影響の点を十分認識して議論していく必要がある。

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例を見ない物価高騰と賃金上昇、人材確保については、ぜひ取り組んでいただきたい。

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現状では物価高騰・賃金上昇等についての対応というのが一番に来て当然だと思う。
人材確保について実際に起きていることは、看護補助者やコメディカルが資格を捨てて
でも他の企業に移ってしまう。それは、それだけ大きな賃金格差があるからである。

（全世代型社会保障の実現や、医療・介護・障害福祉サービスの連携強化、新興感染症等
への対応など医療を取り巻く課題への対応）
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地域医療確保をどうするかは大きなテーマであり、医師確保や医療機関の運営の適正
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