よむ、つかう、まなぶ。

MC plus(エムシープラス)は、診療報酬・介護報酬改定関連のニュース、

資料、研修などをパッケージした総合メディアです。


委員提出資料 山口委員意見書 (1 ページ)

公開元URL https://www.mhlw.go.jp/stf/shingi2/0000210433_00051.html
出典情報 社会保障審議会 医療部会(第104回 11/29)《厚生労働省》
低解像度画像をダウンロード

資料テキストはコンピュータによる自動処理で生成されており、完全に資料と一致しない場合があります。
テキストをコピーしてご利用いただく際は資料と付け合わせてご確認ください。

令和5年 11 月 29 日

第 104 回社会保障審議会医療部会

委員提出資料

2023 年 11 月 29 日
社会保障審議会医療部会
部会長 遠藤 久夫 様


見 書
社会保障審議会医療部会 委員
山口 育子

医療部会を所用により、欠席いたします。
下記の通り、書面にて意見を提出いたしますので、ご検討の程、よろしくお願い申し上
げます。

遠隔医療の更なる活用について
*「個別の患者が居宅以外にオンライン診療を受けることができる場所」について、通所
介護事業所や学校が挙げられています。
・デイサービスの利用者は年齢的にも身体状態からも、かかりつけ医を持つ人が多いと
考えられますが、そのかかりつけ医が利用者のデイサービス中にオンライン診療をす
るということでしょうか。それとも、通所介護事業所と契約している医師が利用者の
ニーズに合わせてオンライン診療をするということでしょうか。令和5年 11 月 20 日
第 2 回健康・医療・介護 WG の資料によると「突発的な体調不良」にも対応すること
が想定されていますが、突発的な体調不良の場合、検査をして原因を見極める必要性
が高いと考えます。必要に応じて適切な検査が受けられないと病気の見逃しにつなが
ることもあり、患者の安心は得られないと考えます。
・オンライン診療を受けられる場所として想定されている「学校」とはどのような学校
で、どのような患者がオンライン診療の対象になるのか想像ができません。
・私共はこれまで 33 年間で 68,000 件を超える患者・家族の電話相談に対応し、時代の
変遷のなかで患者側のニーズが変化してきていることも実感しています。しかし、
「通所介護事業所や学校でオンライン診療を受けることができれば」というニーズを
耳にしたことがありません。むしろ、そのようなことが実現したらそこでのオンライ
ン診療を開拓していきたいと考える医師や企業のために認めるべきと主張されている
ように感じます。

1