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石田委員 提出資料 (1 ページ)

公開元URL https://www.mhlw.go.jp/stf/newpage_36525.html
出典情報 社会保障審議会 介護保険部会(第109回 12/7)《厚生労働省》
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2023年11月22日

厚生労働大臣

武 見 敬 三 様
NPO法人高齢社会をよくする女性の会
理事長

樋 口 恵 子
(公印略)

運 営 委 員 一 同







介護保険サービスの利用料は、2015 年 8 月に2割負担が導入され、2018 年 8 月には 3 割
負担も導入されました。いま社会保障審議会介護保険部会では、この2割負担対象者の範
囲を拡大すべく、審議が行われています。しかし、現在、食費をはじめ様々な生活必需品、
また電気代やガソリン代など、すべての生活関連費用が値上がりし、人々の暮らしを追い
詰めています。
こうした社会状況の中で、2 割負担の対象者とされた高齢者が介護保険サービスの利用
控えをしてしまうことは容易に想像ができます。そして、それが介護度の重度化を招くこ
とは明らかです。また、これから介護保険サービスを利用することになる人たちは、利用
料が2倍になるかもしれないという現実に大きな不安を感じているはずです。
本会として調査を行った結果、
「上位何割という杓子定規な考え方ではなく、もっと現状
の高齢者の生活実態を調査した上で、慎重に線引きする必要がある」ことを訴えてきまし
たが、改めて以下の内容について要望いたします。

1.性急な介護保険の利用者負担引き上げに反対します
現在、介護保険サービスの2割負担者が利用しているサービスの実態を調査すると
ともに、物価高騰が続く状況で高齢者の生活実態がどう変化しているのかを詳しく
調査した上で、慎重な判断を行う必要があると考えます。
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