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資料1-2 先進医療B再評価表(整理番号136) (1 ページ)
出典
公開元URL | https://www.mhlw.go.jp/stf/newpage_36522.html |
出典情報 | 先進医療会議 先進医療技術審査部会(第156回 12/14)《厚生労働省》 |
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先進医療 B
評価委員
主担当: 坂井
副担当: 掛江
実施計画等評価表(番号 B136)
副担当: 平川
技術専門委員: 遠藤
先進医療の名称
上部消化管粘膜内癌に対するアルゴンプラズマ併用高周
波凝固焼灼療法
申請医療機関
北海道大学病院
医療技術の概要
遠隔転移やリンパ節転移リスクの低い肉眼的食道粘膜
内癌もしくは肉眼的胃粘膜内癌に対しては内視鏡的切除
(EMR/ESD)が標準治療であるが、透析患者や肝硬変等に
よる出血傾向を有する患者、抗血栓療法の休薬困難などの
場合には、術後合併症を引き起こすリスクが高いことから
内視鏡的切除が敬遠されることがある。このような患者に
対する外科的切除はさらに術後合併症のリスクが上昇し、
術後後遺症によって QOL の低下が起こる可能性が高い。食
道癌診療ガイドラインにおいても内視鏡的切除が困難な
場合におけるアルゴンプラズマ併用高周波凝固焼灼療法
(以下「APC 療法」)が選択肢として示され、一定の安全性
や有効性が報告されている。
しかしながら、APC 療法に係る手技は、診療報酬として
評価されていないのが現状である。これまで日本消化器内
視鏡学会が中心となり診療報酬要望を行ってきたが、十分
なエビデンスがないとの理由から認められてこなかった
経緯がある。高齢化が進む我が国においては、併存疾患等
により EMR/ESD が困難な症例が増加すると予想され、EMR
/ESD と同程度の治療成績を有する救済的治療である APC
療法の保険収載が望まれる。標準治療である内視鏡的切除
のリスクが高い食道表在癌および早期胃癌患者を対象に、
APC 療法の局所有効性と安全性を検証する多施設共同非盲
検単群臨床試験を実施する。
○主要評価項目:術後 12 週の局所完全奏効割合
○副次評価項目:
1)局所無再発生存期間
2)無再発生存期間
3)全生存割合
4)手段的日常生活動作
5)安全性:有害事象の発生割合
○予定試験期間:4年6か月
○目標症例数:54 例
評価委員
主担当: 坂井
副担当: 掛江
実施計画等評価表(番号 B136)
副担当: 平川
技術専門委員: 遠藤
先進医療の名称
上部消化管粘膜内癌に対するアルゴンプラズマ併用高周
波凝固焼灼療法
申請医療機関
北海道大学病院
医療技術の概要
遠隔転移やリンパ節転移リスクの低い肉眼的食道粘膜
内癌もしくは肉眼的胃粘膜内癌に対しては内視鏡的切除
(EMR/ESD)が標準治療であるが、透析患者や肝硬変等に
よる出血傾向を有する患者、抗血栓療法の休薬困難などの
場合には、術後合併症を引き起こすリスクが高いことから
内視鏡的切除が敬遠されることがある。このような患者に
対する外科的切除はさらに術後合併症のリスクが上昇し、
術後後遺症によって QOL の低下が起こる可能性が高い。食
道癌診療ガイドラインにおいても内視鏡的切除が困難な
場合におけるアルゴンプラズマ併用高周波凝固焼灼療法
(以下「APC 療法」)が選択肢として示され、一定の安全性
や有効性が報告されている。
しかしながら、APC 療法に係る手技は、診療報酬として
評価されていないのが現状である。これまで日本消化器内
視鏡学会が中心となり診療報酬要望を行ってきたが、十分
なエビデンスがないとの理由から認められてこなかった
経緯がある。高齢化が進む我が国においては、併存疾患等
により EMR/ESD が困難な症例が増加すると予想され、EMR
/ESD と同程度の治療成績を有する救済的治療である APC
療法の保険収載が望まれる。標準治療である内視鏡的切除
のリスクが高い食道表在癌および早期胃癌患者を対象に、
APC 療法の局所有効性と安全性を検証する多施設共同非盲
検単群臨床試験を実施する。
○主要評価項目:術後 12 週の局所完全奏効割合
○副次評価項目:
1)局所無再発生存期間
2)無再発生存期間
3)全生存割合
4)手段的日常生活動作
5)安全性:有害事象の発生割合
○予定試験期間:4年6か月
○目標症例数:54 例