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【資料2】物流2024年問題の医薬品業界への影響と考えられる対応について (7 ページ)

公開元URL https://www.mhlw.go.jp/stf/newpage_37022.html
出典情報 医療用医薬品の流通改善に関する懇談会(第36回 12/21)《厚生労働省》
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凡例

2024年4月に向けて取りうる対応策(2/2)

製販:製造販売業者
卸 :卸売販売業者
医療:医療機関・薬局

物流2024年問題により医薬品業界において生じうる課題に対し、以下のような対応策が考えられるのではないか。
すでに生じている/
今後生じうるが想定される課題
2024年問題に起因

• 運送業者のコスト増及び運賃への転
嫁により、医薬品の製造や販売に関
わる企業の物流コストが上昇する
コストに対する影響

社会情勢に起因

• 燃料費高騰、原材料費高騰、人件
費上昇等により製造コスト、物流コス
トが上昇する

医薬品流通の
特性に起因

• 薬価が設定されているため、製
販業者及び卸業者が設定できる
製品価格に限界がある

#

対応策

実施主体
製販



医療

5

【コストの価格転嫁の受け入れ】
• 昨今の物価や人件費の上昇に加え、2024年問題を起因として
生じる配送(通常配送・緊急配送)におけるコストの増加につ
いて、適切な価格転嫁等により、サプライチェーン全体でコスト
を負担していくことが重要である
• 価格交渉の申出があった場合には適切に応じ、コストの
上昇分を考慮した上で、十分に協議を行い、適切な価格
決定に取り組む







6

【物流コストの見える化を促進する】
• 取引先に対し、物流コストに係る情報を適切に提供することで、
情報の透明化を行い、物流コスト上昇分についての適切な価格
決定に向けて取り組むほか、物流コスト削減に向けて取り組む





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7

【不採算要望の活用】
• 診療報酬上既に設けられている、製販業者からの不採算要望
に係る制度(原価計算方式による償還価格の見直し)につい
て適切に活用する



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