よむ、つかう、まなぶ。

MC plus(エムシープラス)は、診療報酬・介護報酬改定関連のニュース、

資料、研修などをパッケージした総合メディアです。


○その他 総ー3 (8 ページ)

公開元URL https://www.mhlw.go.jp/stf/shingi2/0000212500_00238.html
出典情報 中央社会保険医療協議会 総会(第578回 1/12)《厚生労働省》
低解像度画像をダウンロード

資料テキストはコンピュータによる自動処理で生成されており、完全に資料と一致しない場合があります。
テキストをコピーしてご利用いただく際は資料と付け合わせてご確認ください。

に進め、医療・介護の複合ニーズを有する者が、必要なときに「治し、支える」
医療や個別ニーズに寄り添った介護を地域で完結して受けられるようにする
社会を目指すことが重要である。あわせて、医療と障害福祉サービスの連携も
重要である。


加えて、今般の感染症対応により浮き彫りとなった課題にも対応し、新興感
染症等に対応できる医療提供体制を構築することをはじめとして、引き続き、
必要な医師等の確保も含めて質の高い効率的・効果的な医療提供体制の構築
に向けた取組を、地域の実情に応じて着実に進める必要がある。

(医療 DX やイノベーションの推進等による質の高い医療の実現)


新型コロナウイルス感染症の感染拡大を契機に、我が国のデジタル化の遅
れが顕在化した。医療分野においても、デジタル化された医療情報の利活用を
積極的に推進していくことが、個人の健康増進に寄与するとともに、医療現場
等における業務効率化の促進、より効率的・効果的な質の高い医療の提供を行
っていく上で、非常に重要である。こうした背景を踏まえて、医療情報の活用
や医療機関間における連携のための取組等を含む医療 DX を、国民にも働き
かけつつ推進することで、地域医療連携の円滑化、個々の医療機関等の負担軽
減を図り、安心・安全で質の高い医療サービスを実現していく必要がある。



また、新型コロナウイルス感染症により、医薬品・医療機器等の存在意義や
創薬力の重要性が社会的に改めて注目されてきており、イノベーションの推
進により創薬力・開発力を維持・強化するとともに、革新的医薬品を含めたあ
らゆる医薬品・医療機器等を国民に安定的に供給し続けるための生産供給体
制の構築等の取組を通じて、医療と経済の発展を両立させ、安心・安全な暮ら
しを実現することが重要である。

(社会保障制度の安定性・持続可能性の確保、経済・財政との調和)


制度の安定性・持続可能性を確保しつつ国民皆保険を堅持するためには、経
済・財政との調和を図りつつ、より効率的・効果的な医療政策を実現するとと
もに、国民の制度に対する納得感を高めることが不可欠である。
2

8