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最近の調剤医療費(電算処理分)の動向 令和5年度8月 (1 ページ)

公開元URL https://www.mhlw.go.jp/topics/medias/c-med/2023/08/
出典情報 最近の調剤医療費(電算処理分)の動向 令和5年度8月(12/28)《厚生労働省》
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調



M E D I A S

(Medical Information Analysis System)

最近の調剤医療費(電算処理分)の動向
令和5年度8月号
○ 概要
(1) 令和5年度8月の調剤医療費(電算処理分に限る。以下同じ。)は 6,980 億円(伸
び率(対前年度同期比。以下同じ)+7.3%)で、処方箋1枚当たり調剤医療費は 9,799
円(伸び率+5.1%)であった。(→P.1,2)
調剤医療費の内訳は、技術料が 1,813 億円(伸び率+2.0%)、薬剤料が 5,153 億円
(伸び率+9.4%)、薬剤料のうち、後発医薬品が 944 億円(伸び率+2.7%)であった。
(→P.4,5)

薬剤料の多くを占める内服薬の処方箋 1 枚当たり薬剤料 5,803 円(伸び率+8.0%)
を、処方箋 1 枚当たり薬剤種類数、1 種類当たり投薬日数、1 種類 1 日当たり薬剤料
の3要素に分解すると、各々2.80 種類(伸び率+1.9%)、27.4 日(伸び率▲2.1%)、
76 円(伸び率+8.3%)であった。(→P.8,9)

(2)

内服薬の薬剤料 4,134 億円(伸び幅(対前年度同期差。以下同じ。)+386 億円)を
薬効大分類別にみると、総額が最も高かったのは 39 その他の代謝性医薬品の 735 億
円(伸び幅+43 億円)で、伸び幅が最も高かったのは 62 化学療法剤の+385 億円(総
額 510 億円)であった。(→P.13~19)

(3)

年齢区分

内服薬 総額

総額順(総額)

(伸び幅)

1位

2位

3位

4,134 億円

39 その他の代謝性

21 循環器官用薬

11 中枢神経系用薬

(+386 億円)

医薬品(735 億円)

(553 億円)

(543 億円)

0 歳以上

17.0 億円

44 アレルギー用薬

22 呼吸器官用薬

61 抗生物質製剤

5 歳未満

(+2.1 億円)

(5.3 億円)

(3.3 億円)

(2.4 億円)

5 歳以上

89.9 億円

44 アレルギー用薬

11 中枢神経系用薬

39 その他の代謝性

15 歳未満

(+12.8 億円)

(28.0 億円)

(27.2 億円)

医薬品(8.3 億円)

15 歳以上

1,596 億円

62 化学療法剤

39 その他の代謝性

11 中枢神経系用薬

65 歳未満

(+238 億円)

(285 億円)

医薬品(276 億円)

(273 億円)

65 歳以上

896 億円

39 その他の代謝性

42 腫瘍用薬

21 循環器官用薬

75 歳未満

(+26 億円)

医薬品(192 億円)

(152 億円)

(137 億円)

1,536 億円

39 その他の代謝性

21 循環器官用薬

42 腫瘍用薬

(+108 億円)

医薬品(258 億円)

(248 億円)

(200 億円)

全年齢

75 歳以上

処方箋 1 枚当たり調剤医療費を都道府県別にみると、全国では 9,799 円(伸び率
+5.1%)で、最も高かったのは高知県(11,720 円(伸び率+6.5%))、最も低かった
のは佐賀県(8,367 円(伸び率+6.8%))であった。
また、伸び率が最も高かったのは宮崎県(伸び率+9.9%)、最も低かったのは北海
道(伸び率+1.7%)であった。(→P.31~32)

(4)