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総ー5ー2○令和6年度費用対効果評価制度の見直しについて (26 ページ)
出典
公開元URL | https://www.mhlw.go.jp/stf/shingi2/0000212500_00240.html |
出典情報 | 中央社会保険医療協議会 総会(第579回 1/17)《厚生労働省》 |
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14 不確実性の取り扱い
14.1 分析の設定等が一意に定まらず、それらの違いが結果に影響を与える可能性がある
場合は、複数のシナリオに基づいた分析を行う。
14.2 分析期間が長期にわたり不確実性の大きい状況では、臨床研究のデータが存在する
期間を分析期間とするなど、より短期の分析もあわせて行う。
14.3 「5.」において比較対照技術との比較試験が存在しない場合、特に単群試験の結果
同士を比較した場合は、不確実性が大きいので十分に広い範囲での感度分析を実施する。
14.4 推定値のばらつきの大きなパラメータ、実際のデータではなく仮定に基づき設定した
パラメータ、諸外国のデータで国内のデータと異質性を有する可能性があるパラメータ等につ
いては、感度分析の対象とする。
14.5 推定値のばらつきのみが問題となる場合(パラメータの不確実性を取り扱う場合)、感
度分析で動かす幅としては、95%信頼区間などを参考に設定する。
14.614.6 結果に大きな影響を与えるにもかかわらず、不確実性の大きなパラメータにつ
いては、基本分析において用いた値の妥当性について十分な説明が必要である。また、その
不確実性の結果として、意思決定へ与える影響について検討する。
14.6.1 不確実性の大きなパラメータが意思決定に与える影響について検討する
上で、閾値分析が有用な可能性がある。
14.7 確率的感度分析(Probabilistic sensitivity analysis: PSA)もあわせて実施すること
が望ましい。その場合、使用したパラメータの分布についても明らかにするとともに、費用効
果平面上の散布図と費用効果受容曲線(Cost-effectiveness acceptability curve:
CEAC)を提示する。
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14.1 分析の設定等が一意に定まらず、それらの違いが結果に影響を与える可能性がある
場合は、複数のシナリオに基づいた分析を行う。
14.2 分析期間が長期にわたり不確実性の大きい状況では、臨床研究のデータが存在する
期間を分析期間とするなど、より短期の分析もあわせて行う。
14.3 「5.」において比較対照技術との比較試験が存在しない場合、特に単群試験の結果
同士を比較した場合は、不確実性が大きいので十分に広い範囲での感度分析を実施する。
14.4 推定値のばらつきの大きなパラメータ、実際のデータではなく仮定に基づき設定した
パラメータ、諸外国のデータで国内のデータと異質性を有する可能性があるパラメータ等につ
いては、感度分析の対象とする。
14.5 推定値のばらつきのみが問題となる場合(パラメータの不確実性を取り扱う場合)、感
度分析で動かす幅としては、95%信頼区間などを参考に設定する。
14.614.6 結果に大きな影響を与えるにもかかわらず、不確実性の大きなパラメータにつ
いては、基本分析において用いた値の妥当性について十分な説明が必要である。また、その
不確実性の結果として、意思決定へ与える影響について検討する。
14.6.1 不確実性の大きなパラメータが意思決定に与える影響について検討する
上で、閾値分析が有用な可能性がある。
14.7 確率的感度分析(Probabilistic sensitivity analysis: PSA)もあわせて実施すること
が望ましい。その場合、使用したパラメータの分布についても明らかにするとともに、費用効
果平面上の散布図と費用効果受容曲線(Cost-effectiveness acceptability curve:
CEAC)を提示する。
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