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資料 (1 ページ)

公開元URL https://www.med.or.jp/nichiionline/article/011536.html
出典情報 日本医師会 定例記者会見(1/24)《日本医師会》
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日医発第1879号(健Ⅰ)
令和6年1月23日
都道府県医師会長

殿

公益社団法人日本医師会
会長 松本 吉郎
(公印省略)

児童生徒等のプライバシーや心情に配慮した
健康診断実施のための環境整備について(通知)

平素、本会学校保健事業につきまして種々ご協力賜り、厚く御礼申し上げます。

さて今般、文部科学省初等中等教育局健康教育・食育課より、本職宛、標記に関する周
知依頼がありました。
別添は、文部科学省から各都道府県・指定都市教育委員会等に対して、児童生徒等の
プライバシーや心情に配慮した健康診断実施のための環境整備の考え方を通知したもので
す。
別紙には、検査・診察における対応の具体的な取組例、検査・診察時の服装、特に留
意が必要な検査項目等が記載されております。
本件に関し文部科学省が通知を出すにあたり、本会からは「正確な健康診断ができる環
境整備を学校側が担保すること、その対応に関する説明責任は学校側にあること」の2点
を主張してまいりました。今回、文部科学省が示した見解は


検査・診察を行うまでの待機の際には着衣を



着衣とは体操服や下着、あるいはタオル等といった着脱のしやすいもので身体を覆う
ことである



診察の際には診察可能な状態で



着衣のままでは診察できない検査項目はその部位をきちんと提示する

というものです。
つきましては、貴会におかれましても、健康診断の実施にあたり、これらの点に関して
学校医と学校との共通認識が十分に図られるよう、また、都道府県医師会と都道府県教育
委員会等、地域の医師会と市町村教育委員会等との連携が図られるよう、ご配慮賜りたく、
よろしくお願い申し上げます。