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資料 (5 ページ)

公開元URL https://www.med.or.jp/nichiionline/article/011536.html
出典情報 日本医師会 定例記者会見(1/24)《日本医師会》
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別 紙

児童生徒等のプライバシーや心情に配慮した
健康診断実施のための環境整備の考え方について

児童生徒等の健康診断を実施するに当たっては、正確な検査・診察を実施するととも
に、児童生徒等のプライバシーや心情に配慮することが重要となる。このため、学校に
おいては、以下の考え方を参考に、円滑な健康診断実施のための環境を整備することが
必要である。
1.検査・診察における対応について
検査・診察に当たっては、
児童生徒等のプライバシーや心情に配慮した対応を行う。
具体的には、以下の例を参考に、各学校の施設設備の状況や実施体制等に応じて取り
組む。
(具体的な取組例)
・男女別に検査・診察を行う。
・検査・診察時には、児童生徒等の身体が周囲から見えないよう、囲いやカーテン等
により、個別の検査・診察スペースを用意する。
・女子児童生徒等の検査・診察に立ち会う教職員は女性となるよう、教職員の役割分
担を調整する(養護教諭を除き、原則、児童生徒等と同性の教職員が立ち会う)

・検査・診察の会場(保健室や体育館、特別教室等)内では、待機人数を最小限にし
た上で、他の児童生徒等に結果等が知られたりすることがないよう注意する。
・着替える場所を用意したり、待機時には体操服やタオル等で身体を隠せるようにし
たりするなどの工夫を行う。
2.検査・診察時の服装について
検査・診察時の服装については、正確な検査・診察に支障のない範囲で、原則、体
操服や下着等の着衣、又はタオル等により身体を覆い、児童生徒等のプライバシーや
心情に配慮する。
また、検査・診察の場面においては、正確な検査・診察のため、必要に応じて、医
師が、体操服・下着やタオル等をめくって視触診したり、体操服・下着やタオル等の
下から聴診器を入れたりする場合があることについて、児童生徒等や保護者に対して
事前に説明を行う。
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