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感染症週報 2024年第2週(1月8日-1月14日) (9 ページ)

公開元URL https://www.niid.go.jp/niid/ja/idwr-dl/2024.html
出典情報 感染症週報 2024年第2週(1月8日-1月14日)(1/26)《国立感染症研究所》
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Infectious Diseases Weekly Report Japan

2024年 第2週
(1月8日〜 1月14日)
:通巻第26巻 第2号

〈12月コメント〉
(1月12日集計分)
◆性感染症について (2023年10〜12月、21〜24ページ「グラフ総覧」参照)
4つの性感染症(性器クラミジア感染症、性器ヘルペスウイルス感染症、尖圭コンジローマ、
淋菌感染症)は性感染症定点医療機関
(全国約1,000カ所)から毎月報告される。2023年12月分
の報告を行った性感染症定点医療機関数は980(産婦人科・産科・婦人科:483、泌尿器科:
406、皮膚科:82、性病科:9)であった。次ページ以降に、過去5年間の同時期における各性感
染症の男女別定点当たり報告数との比較(図1)、男女別・年齢階級別(0歳、1〜4歳、5〜69歳
は5歳毎、および70歳以上)定点当たり報告数(図2)、15〜29歳における各性感染症の男女別
定点当たり報告数の推移(図 3)、および定点当たり報告数の推移(21〜24ページ「グラフ総
覧」)を示す。
性器クラミジア感染症
10〜12月の定点当たり報告数は、7〜9月の定点当たり報告数と比べて、男性では減少した
が、女性では大きな変化は認められなかった。12月の定点当たり報告数は過去5年間の同時期
と比較すると、男性では大きな変化は認められなかったが、女性でかなり多かった。年齢群の
ピークは男女ともに20〜24歳であった。また、女性では10〜14歳の報告を認めた。
性器ヘルペスウイルス感染症
10〜12月の定点当たり報告数は、7〜9月の定点当たり報告数と比べて、男女ともに大きな
変化は認められなかった。12月の定点当たり報告数は過去5年間の同時期と比較すると、男性
では大きな変化は認められなかったが、女性でかなり多かった。年齢群のピークは男性では25〜
29歳、女性では35〜39歳であった。また、女性では5〜9歳の報告を認めた。
尖圭コンジローマ
10〜12月の定点当たり報告数は、7〜9月の定点当たり報告数と比べて、男女ともに大きな
変化は認められなかった。12月の定点当たり報告数は過去5年間の同時期と比較すると、男女
ともに大きな変化は認められなかった。年齢群のピークは男性では25〜29歳、女性では20〜
24歳であった。また、女性では1〜4歳の報告を認めた。
淋菌感染症
10〜12月の定点当たり報告数は、7〜9月の定点当たり報告数と比べて、男性では大きな
変化は認められなかったが、女性では増加した。12月の定点当たり報告数は過去5年間の
同時期と比較すると、男女ともに大きな変化は認められなかった。年齢群のピークは男女
ともに20〜24歳であった。また、男性では0歳、1〜4歳、女性では10〜14歳の報告を認めた。

Ministry of Health, Labour and Welfare / National Institute of Infectious Diseases

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