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令和5年救命救急センターの充実段階評価の取扱いについて (1 ページ)

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出典情報 令和5年救命救急センターの充実段階評価の取扱いについて(2/20付 通知)《厚生労働省》
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医 政 地 発 0220 第 1 号
令 和 6 年 2 月 20 日

各都道府県衛生主管部(局)長

殿

厚生労働省医政局地域医療計画課長







令和5年救命救急センターの充実段階評価の取扱いについて

救命救急センターの充実段階評価につきましては、充実度を評価することにより、
個々の救命救急センターの機能の強化、質の向上を促し、もって全国の救急医療体制
の強化を図る目的で実施しております。しかしながら、令和2年及び令和3年の充実
段階評価の実施に当たっては、新型コロナウイルス感染症の影響があると考えられる
ため、評価項目の一部を除外する例外的な対応を実施しました(別添1)。
令和4年の充実段階評価について、新型コロナウイルス感染症の影響を把握するた
め、日本救急医学会が全国の救命救急センターを対象に、令和3年に除外項目とした
9項目のうち、現時点では算出ができない評価項目 7.2「地域貢献度」を除いた8項
目における影響について調査を実施しました(別添2)。
調査の結果、いずれの評価項目においても中央値としては、新型コロナウイルス感
染症発生前である令和元年と比較して顕著な低下は見られなかったことを踏まえ、令
和4年においては、全ての項目を原則除外せずに評価いたしました。ただし、調査の
結果は施設によって一様でなく、一部の施設においては新型コロナウイルス感染症の
影響がある可能性を考慮し、希望する施設に対しては、個別にヒアリング調査を実施
しました(別添1)。
令和5年においても、別添3の評価区分に基づき一律に除外項目を設けず評価を行
うこととしますが、令和5年5月8日に新型コロナウイルス感染症が五類感染症に移
行するまでの期間は影響があると考えられ、地域によっては、救命救急センターが本
来担うべき機能の一部を十分に果たすことができなかったと考えられます。このため、
令和4年と同様に、希望する施設に対しては、都道府県を通して、当該施設の役割や
貢献度等を含めて個別にヒアリング調査を行い、その結果を踏まえ、当該施設の救命
救急センターの充実段階評価を実施することとします。