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参考資料2○先進医療技術の保険導入について (1 ページ)

公開元URL https://www.mhlw.go.jp/stf/shingi2/0000205617_00067.html
出典情報 先進医療会議(第130回 3/7)《厚生労働省》
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先-5-1
(参考資料2)
6.3.7

先-2
6.1.11

粒子線治療に対する科学的評価について
1.背景


第 127 回先進医療会議(令和5年 12 月7日開催)において、診療報酬改定に向け
た粒子線治療の科学的評価として、全適応症を対象としたものについては、総合 IIb
と評価がされたところ。



他方で、事前評価において、


従来の治療法との比較による前向き臨床研究の実施が望ましく、エビデンスの
精査が必要。
・ 一部の適応症について一定の科学的根拠があるが、科学的根拠の乏しいものも存
在する。
等の指摘がされていることを踏まえ、適応症毎のエビデンスを、第 128 回先進医療
会議において検討することとした。
2.検討にあたり使用するエビデンスについて


日本放射線腫瘍学会(以下、「学会」という。)より提出がされた「先進医療とし
て実施した粒子線治療と既存の放射線治療との比較」
(以下、
「報告書」という。)に
おいては、適応症毎に解析結果がまとめられている。


解析結果の要約として、別添のとおり、適応症毎に「問」と「回答」が作成さ
れている。

3.粒子線治療に対する適応症毎の評価について


今般、学会より提出された報告書の内容及び先進医療会議における議論を踏まえ、
以下のとおり評価し、医療技術評価分科会へ報告することとする。


既存治療(X線治療等)と比較して、生存率等の臨床的アウトカムの改善が明
示的に示された以下の適応症については、
「十分な科学的根拠があるもの」とし
て、評価することとする。
・ 早期肺癌(Ⅰ期~ⅡA期)
・ 大腫瘍径の局所進行子宮頸部扁平上皮癌(重粒子線治療のみ検討対象)
・ 婦人科領域悪性黒色腫(重粒子線治療のみ検討対象)
※ いずれも、切除不能のものに限る。



既存治療(X線治療等)と比較して、生存率等の臨床的アウトカムの改善が明
示的に示されず、引き続きエビデンスの集積が望ましいと考えられるその他の

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