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最近の調剤医療費(電算処理分)の動向 令和5年度10月 (1 ページ)

公開元URL https://www.mhlw.go.jp/topics/medias/c-med/2023/10/
出典情報 最近の調剤医療費(電算処理分)の動向 令和5年度10月(2/29)《厚生労働省》
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調



M E D I A S

(Medical Information Analysis System)

最近の調剤医療費(電算処理分)の動向
令和5年度 10 月号
○ 概要
(1) 令和5年度 10 月の調剤医療費(電算処理分に限る。以下同じ。)は 6,922 億円(伸
び率(対前年度同期比。以下同じ)+7.3%)で、処方箋1枚当たり調剤医療費は 9,131
円(伸び率▲1.3%)であった。(→P.1,2)
調剤医療費の内訳は、技術料が 1,922 億円(伸び率+8.0%)、薬剤料が 4,987 億円
(伸び率+7.0%)、薬剤料のうち、後発医薬品が 985 億円(伸び率+6.3%)であった。
(→P.4,5)

薬剤料の多くを占める内服薬の処方箋 1 枚当たり薬剤料 5,162 円(伸び率▲2.6%)
を、処方箋 1 枚当たり薬剤種類数、1 種類当たり投薬日数、1 種類 1 日当たり薬剤料
の3要素に分解すると、各々2.77 種類(伸び率▲0.0%)、26.7 日(伸び率▲2.8%)、
70 円(伸び率+0.3%)であった。(→P.8,9)

(2)

内服薬の薬剤料 3,913 億円(伸び幅(対前年度同期差。以下同じ。)+217 億円)を
薬効大分類別にみると、総額が最も高かったのは 39 その他の代謝性医薬品の 739 億
円(伸び幅+58 億円)で、伸び幅が最も高かったのは 62 化学療法剤の+88 億円(総
額 227 億円)であった。(→P.13~19)

(3)

年齢区分

内服薬 総額

総額順(総額)

(伸び幅)

1位

2位

3位

3,913 億円

39 その他の代謝性

21 循環器官用薬

11 中枢神経系用薬

(+217 億円)

医薬品(739 億円)

(561 億円)

(547 億円)

0 歳以上

21.2 億円

44 アレルギー用薬

22 呼吸器官用薬

61 抗生物質製剤

5 歳未満

(+0.1 億円)

(6.8 億円)

(4.1 億円)

(3.0 億円)

5 歳以上

109.8 億円

44 アレルギー用薬

11 中枢神経系用薬

62 化学療法剤

15 歳未満

(+22.2 億円)

(35.0 億円)

(28.0 億円)

(11.3 億円)

15 歳以上

1,456 億円

39 その他の代謝性

11 中枢神経系用薬

42 腫瘍用薬

65 歳未満

(+92 億円)

医薬品(278 億円)

(276 億円)

(174 億円)

65 歳以上

843 億円

39 その他の代謝性

42 腫瘍用薬

21 循環器官用薬

75 歳未満

(▲1 億円)

医薬品(192 億円)

(151 億円)

(138 億円)

1,483 億円

39 その他の代謝性

21 循環器官用薬

42 腫瘍用薬

(+104 億円)

医薬品(261 億円)

(251 億円)

(198 億円)

全年齢

75 歳以上

処方箋 1 枚当たり調剤医療費を都道府県別にみると、全国では 9,131 円(伸び率▲
1.3%)で、最も高かったのは高知県(11,080 円(伸び率+0.9%)
)、最も低かったの
は佐賀県(7,830 円(伸び率+0.2%))であった。
また、伸び率が最も高かったのは熊本県(伸び率+1.0%)、最も低かったのは愛媛
県(伸び率▲3.1%)であった。(→P.31~32)

(4)