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橋渡し研究プログラム(大学発医療系スタートアップ支援プログラム)の基本的な考え方(案) (1 ページ)

公開元URL https://www.lifescience.mext.go.jp/2024/01/111060116.html
出典情報 科学技術・学術審議会 研究計画・評価分科会 ライフサイエンス委員会 (第111回 1/16)《文部科学省》
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第 111 回
ライフサイエンス委員会

令和 6 年 1 月 16 日

資料 3

橋渡し研究プログラム(大学発医療系スタートアップ支援プログラム)の基本的な考え方(案)
文部科学省研究振興局ライフサイエンス課
1.事業の目的
医薬品や医療機器等の開発・実用化のためには大学発医療系スタートアップが不可欠で
あり、未だ不十分なシード期のスタートアップへの支援を強化する必要がある。このため、
医療分野の実用化にノウハウと実績のある橋渡し研究支援機関を通じ、柔軟かつ機動的な
支援が可能な基金を活用しながら、大学発医療系スタートアップ起業に係る専門的見地か
らの伴走支援や非臨床研究等に必要な費用の支援、医療ニーズを捉えて起業を目指す若手
人材の発掘・育成を実施する。このことによりスタートアップが自走可能な民間資金を獲得
し、最終的に大学等の優れた基礎研究の成果を革新的な医薬品・医療機器等として国民に提
供することを目指す。
なお、本事業の支援対象は、他機関におけるシーズも含め、拠点内外のシーズを支援する
こととし、また、本事業の支援対象は、大学の研究成果を実用化するものに限るものではな
く、公的研究機関等の研究成果を実用化するものを含む。
2.本事業の構成
本事業は、(1)で示す事業実施機関を通じ、
(2)
(3)を実施することで構成される。
(1)事業の目的を達成するため、国立研究開発法人日本医療研究開発機構(以下、
「AMED」
という。
)は、
「橋渡し研究支援機関認定制度実施要綱」
(令和3年3月 31 日文部科学大
臣決定)に基づき文部科学大臣が認定する橋渡し研究支援機関から、支援体制の整備状
況等を審査し、事業を実施する機関(以下、
「SU 支援拠点」という。
)を選定する。SU
支援拠点において、橋渡し研究支援機関において橋渡し研究支援を実施する拠点を中
心とし、機関内外の他組織と連携することとする。
(2)SU 支援拠点では、国内の大学発医療系スタートアップの起業に係る専門的見地から
の伴走支援等(医学研究上の革新性と事業としての将来性の両面を見据えたシーズ審
査や、事業計画の立案等に係る伴走支援を含む。
)を行うための体制を整備するととも
に、
(3)で選定された課題に対し、このような伴走支援等や非臨床研究等に必要な費
用の支援、医療ニーズを捉えて起業を目指す若手人材の発掘・育成を実施する。SU 支
援拠点は、本事業の事業期間終了後も、大学発医療系スタートアップへの支援を継続で
きるような体制を構築することとする。
(3)非臨床研究等に必要な費用の支援については、SU 支援拠点において、次の①~③の
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