よむ、つかう、まなぶ。

MC plus(エムシープラス)は、診療報酬・介護報酬改定関連のニュース、

資料、研修などをパッケージした総合メディアです。


資料3-2 文部科学省資料 (2 ページ)

公開元URL https://www.mhlw.go.jp/stf/newpage_38616.html
出典情報 自殺総合対策の推進に関する有識者会議(第11回 3/25)《厚生労働省》
低解像度画像をダウンロード

資料テキストはコンピュータによる自動処理で生成されており、完全に資料と一致しない場合があります。
テキストをコピーしてご利用いただく際は資料と付け合わせてご確認ください。

「こどもの自殺対策緊急強化プラン」に基づく取組状況について
○本年6月に、「こどもの自殺対策に関する関係省庁連絡会議」において、とりまとめが行われた「こどもの自殺対策緊急強化プラン」
に基づいて、文部科学省において以下の取組を実施。
「こどもの自殺対策緊急強化プラン」

令和5年度の文部科学省の取組

こどもの自殺の要因分析
• 学校等における児童生徒等の自殺又は自殺の疑いのある事案についての
基本調査・詳細調査の実施。国における調査状況の把握・公表

• 今年度の問題行動等調査より、新たに、背景調査の指針に基づく基本調
査、詳細調査の実施状況について把握、公表(R5年10月)。

自殺予防に資する教育や普及啓発等
• すべての児童生徒が「SOSの出し方に関する教育」を年1回受けられるよ
う周知するとともに、学校が行うSOSの出し方に関する教育を含む自殺予
防教育のモデル構築や啓発資料を国において作成・周知。

• 有識者会議において自殺予防教育のモデルに必要な要素の整理を行うと
ともに、令和6年度のモデル構築に向けて必要経費を計上。
R6年度予算案:10百万円

• 「心の健康」に関して、発達段階に応じて系統性をもって指導。「心の健
康」に関する啓発資料の作成・周知

• 学習指導要領に基づく指導の充実を促進するため、啓発資料の作成・周
知を実施。

自殺リスクの早期発見
• 1人1台端末の活用等による自殺リスクの把握のための、有償・無償で
利用できるシステムやその活用方法、マニュアル等を作成・周知し、全国の
学校での実施を目指す。

• 1人1台端末等を活用した「心の健康観察」の全国の学校での導入を
推進。
R5年度補正:10億円
• 悩みや不安を抱えた児童生徒の早期把握に資する健康観察・教育相談
システムの一覧や無償のアンケートフォーム等を活用する場合のマニュアル
を国において作成・周知(R5年7月)。

• 公立小学校、中学校等でのスクールカウンセラーやスクールソーシャルワー
カー等の配置促進

• スクールカウンセラー・スクールソーシャルワーカーの配置充実。
R5年度補正:7億円、R6年度予算案:84億円

自殺予防のための対応
• 不登校児童生徒への教育機会の確保のための関係機関の連携体制の
整備や、不登校特例校の設置促進・充実

• 「誰一人取り残されない学びの保障に向けた不登校対策(COCOLOプ
ラン)」に基づき、学びの多様化学校や校内教育支援センターの設置促
進等を実施。
R5年度補正:51億円、R6年度予算案:88億円

2