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医師の働き方改革に関する状況調査 (12 ページ)

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出典情報 医師の働き方改革に関する状況調査(3/25)《四病院団体協議会》
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医師の働き方改革に関する状況調査
Q4-2.医師の働き方改革推進に伴い、診療体制の縮小など今後生じる可能性のある影響について(自由回答より抜粋)
宿日直・医師派遣等
・休日、夜間の救急医療対応の頻度や内容によっては、他院(主として大学病院)から派遣されてる医師の宿日直
許可が認められなくなることも想定され、その場合当院のみならず地域医療への何らかの影響が懸念される。
・当直の確保に影響があるか心配。
・当院は救急車受入台数が年間約3,900台を超えているため、時間外も多忙であり宿日直許可が取れていない。
時間外の救急外来を常勤医のみで行っておらず、地域の基幹病院等から医師派遣の協力を得ているが、
4月以降は派遣元の基幹病院から医師が派遣されなくなる可能性がある。その場合は時間外の救急車の受入を縮小
せざるを得なくなる可能性がある。
救急外来、診療体制等
・時間外・休日労働の上限960時間により、日中の
外来や土曜日の外来診療について中止を検討する
可能性があり、診療体制に影響を及ぼす恐れがあ
る。また、代償休息等の取得義務により、日中の
外来や診療体制に影響を及ぼす恐れがある。
・マンパワー不足の診療科においては、外来診療時
間を短縮することを検討しており、患者に迷惑が
掛かることが予測される。
・残業時間を抑制することで、医療が提供できなく
なる可能性がある。

人員体制・労務管理等
・勤務間インターバル・代償休息を確保するため、
外来診療を制限する可能性あり。
・時間外労働の上限規制及び健康確保措置の順守に
伴い、診療体制や兼業先の見直しが必要になる
可能性がある。
・診療体制の縮小が必要となる可能性がある。診療体制
を維持するために医師の人件費が上がり経営状態が悪
化する可能性がある。
・派遣医師の派遣元の病院から、勤務状況の確認があっ
たので今後の影響が心配される。

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