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総-7-1○令和6年度改定を踏まえたDPC/PDPSの現況について (2 ページ)

公開元URL https://www.mhlw.go.jp/stf/shingi2/0000212500_00251.html
出典情報 中央社会保険医療協議会 総会(第587回 4/10)《厚生労働省》
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入院患者全員に対して算定される加算等を係数化する現行の評価手法を継続し、
医科点数表の改定に応じて、各項目の評価の見直しへの対応や新設された入院基本料
等加算の設定等の改定を行った。
(3)機能評価係数Ⅱ
保険診療係数・救急医療係数を廃止・再編し、4つの係数(効率性係数、複雑性
係数、カバー率係数、地域医療係数)による評価体系へ見直すとともに、効率性係
数における評価手法の見直しや地域医療係数の体制評価指数における評価項目の新
設等を行った。
(4)救急補正係数
従前の「救急医療指数」による評価手法を維持し、独立した医療機関別係数の項
目として、救急医療入院における入院初期の医療資源投入の乖離を補正するための
救急補正係数を設定した。
(5)激変緩和係数
従前の設定方法を継続し、改定に伴う変動に対応するための激変緩和係数を設定し
た。


診断群分類点数表の見直し
(1)診療報酬改定の反映
最新の診療実態等を反映するよう見直しを行った。なお、点数設定にあたって
は、データ数に係る基準を満たさない医療機関のデータを除外して算出した。
(2)点数設定方式Bで設定する診断群分類の見直し
入院初期の医療資源投入量の多い診断群分類が増加している実態を踏まえ、点数
設定方式Bにより設定する診断群分類の範囲を拡大した。

(3)点数設定方式Eの新設
より早期の退院への評価を充実化する観点から、入院期間Ⅰで入院基本料を除く1
入院当たり包括範囲点数を支払う点数設定方式Eを新設し、一定程度標準化が進んで
いる診断群分類の一部へ適用することとした。

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