よむ、つかう、まなぶ。

MC plus(エムシープラス)は、診療報酬・介護報酬改定関連のニュース、

資料、研修などをパッケージした総合メディアです。


資料1-2-3-2 薬機法に基づく製造販売業者からの副反応疑い報告状況について(コミナティ筋注6ヵ月~4歳用・集計対象期間における基礎疾患等及び症例経過)[148KB] (2 ページ)

公開元URL https://www.mhlw.go.jp/stf/shingi2/newpage_39491.html
出典情報 予防接種・ワクチン分科会副反応検討部会(第101回 4/15)医薬品等安全対策部会安全対策調査会(令和6年度第1回 4/15)(合同開催)《厚生労働省》
低解像度画像をダウンロード

資料テキストはコンピュータによる自動処理で生成されており、完全に資料と一致しない場合があります。
テキストをコピーしてご利用いただく際は資料と付け合わせてご確認ください。

2023/11/12、ワクチン接種翌日から発熱に気づかれ(有害事象は救急
治療室の受診を要した)、2023/11/17 に当クリニックを受診した。
受診当日まで発熱が続いており、食欲不振、不機嫌があったため、病
院に依頼した。

入院先の病院の血液検査でも WBC 15400/uL、CRP 6.93mg/dL と上昇し
ており、何らかの細菌感染を思われる所見があった。肝機能、腎機能
には異常はなかった。アデノウイルス (-)、COVID-19 (-)、インフル
エンザ (-)。

【関連する検査】

血液検査(2023/11/17)、結果:白血球 15800/uL(増加);CRP
7.64 mg/dL(増加);血清アミロイド A 530.9 mg/dL(増加)。

病院側の見解では尿路感染症を疑ったようであるが、尿培養では有意
な細菌が検出されなかったため、診断名としては「ウイルス感染症、
尿路感染症の疑い」ととなっていた。

事象発熱の転帰は治療なしで回復であった。

報告医師は、発熱を重篤(重篤性分類:入院/入院期間の延長。
2023/11/18 から 2023/11/22 まで)と分類し、発熱とワクチンとの因
果関係を評価不能と評価した。

ウイルス感染、尿路感染及び発熱による入院期間は、2023/11/18 か
ら 2023/11/22 までであったことが確認された。

2023/12/16、新型コロナワクチン接種の 2 回目を行った(ロット番
号:HL2950(XBB.1.5)を使用していた)。

2023/12/20、報告者が保護者に確認したと;ころ、発熱はなく、体調
の変化もなかったとの返事をいただいた。

2