よむ、つかう、まなぶ。
資料2-31 ワクチン接種後の死亡報告一覧[902KB] (17 ページ)
出典
公開元URL | https://www.mhlw.go.jp/stf/shingi2/newpage_39491.html |
出典情報 | 予防接種・ワクチン分科会副反応検討部会(第101回 4/15)医薬品等安全対策部会安全対策調査会(令和6年度第1回 4/15)(合同開催)《厚生労働省》 |
ページ画像
ダウンロードした画像を利用する際は「出典情報」を明記してください。
低解像度画像をダウンロード
プレーンテキスト
資料テキストはコンピュータによる自動処理で生成されており、完全に資料と一致しない場合があります。
テキストをコピーしてご利用いただく際は資料と付け合わせてご確認ください。
(症例 No.16)
1. 報告内容
(1) 事例
93歳(接種時)の女性。
2023年12月12日午前10時30分、A医院にてインフルエンザHAワクチン1回目
が接種された。接種前体温は36.4℃であった。予診票での留意点はなかった。
ワクチン接種後、特に問題なく経過し、家族と夕食を通常どおり摂取した。
12月13日午前6時頃、自宅の台所で菓子の空き袋を握ったまま倒れている状
態で長男の妻により発見された。救急要請され、死亡が確認された。死因は心
筋梗塞等による突然死とされ、死亡推定時刻は12月13日午前1時とされた。死
亡時画像診断及び剖検は実施されなかった。
(2) 接種されたワクチンについて
インフルエンザHAワクチン(デンカ
721-A)
(3) 接種時までの治療等の状況
基礎疾患として、高血圧、不整脈、認知症、貧血症及び慢性腎臓病を有して
いた。2018年まで高血圧に対して治療していたが、自己判断で中止していた。
2018年11月からは認知症に対して治療が開始されたが、2019年5月に中止して
以降、定期的な通院はしていなかった。2023年5月17日の健康診断にて上記疾
患と診断されたが、本人及び家族の希望により治療していなかった。
アレルギー歴、副作用歴及び副反応歴はなかった。自宅にて長男夫婦と同居
生活をしており、要支援2の認定を受けていた。日常生活動作の自立度はJ2であ
った。嚥下機能に問題はなく、経口摂取は可能であった。
ワクチン接種との因果関係についての報告医等の意見
因果関係不明。接種時、それ以前・以後も死亡を予期できる徴候が確認でき
ない。
2.
3.
専門家の評価
γ
入手できる情報からは、本症例の死亡にワクチンが関与したか否かの判断は
困難である。
17
1. 報告内容
(1) 事例
93歳(接種時)の女性。
2023年12月12日午前10時30分、A医院にてインフルエンザHAワクチン1回目
が接種された。接種前体温は36.4℃であった。予診票での留意点はなかった。
ワクチン接種後、特に問題なく経過し、家族と夕食を通常どおり摂取した。
12月13日午前6時頃、自宅の台所で菓子の空き袋を握ったまま倒れている状
態で長男の妻により発見された。救急要請され、死亡が確認された。死因は心
筋梗塞等による突然死とされ、死亡推定時刻は12月13日午前1時とされた。死
亡時画像診断及び剖検は実施されなかった。
(2) 接種されたワクチンについて
インフルエンザHAワクチン(デンカ
721-A)
(3) 接種時までの治療等の状況
基礎疾患として、高血圧、不整脈、認知症、貧血症及び慢性腎臓病を有して
いた。2018年まで高血圧に対して治療していたが、自己判断で中止していた。
2018年11月からは認知症に対して治療が開始されたが、2019年5月に中止して
以降、定期的な通院はしていなかった。2023年5月17日の健康診断にて上記疾
患と診断されたが、本人及び家族の希望により治療していなかった。
アレルギー歴、副作用歴及び副反応歴はなかった。自宅にて長男夫婦と同居
生活をしており、要支援2の認定を受けていた。日常生活動作の自立度はJ2であ
った。嚥下機能に問題はなく、経口摂取は可能であった。
ワクチン接種との因果関係についての報告医等の意見
因果関係不明。接種時、それ以前・以後も死亡を予期できる徴候が確認でき
ない。
2.
3.
専門家の評価
γ
入手できる情報からは、本症例の死亡にワクチンが関与したか否かの判断は
困難である。
17