よむ、つかう、まなぶ。

MC plus(エムシープラス)は、診療報酬・介護報酬改定関連のニュース、

資料、研修などをパッケージした総合メディアです。


本日御議論いただきたい主な事項 (3 ページ)

公開元URL https://www.mhlw.go.jp/stf/newpage_24663.html
出典情報 医療分野における仮名加工情報の保護と利活用に関する検討会(第1回 3/23)《厚生労働省》
低解像度画像をダウンロード

資料テキストはコンピュータによる自動処理で生成されており、完全に資料と一致しない場合があります。
テキストをコピーしてご利用いただく際は資料と付け合わせてご確認ください。

本日御議論いただきたい主な事項

3.患者本人の理解・納得を得た上での情報利活用の仕組みづくり


個人情報の目的外利用、個人データの第三者提供等を行うに当たっては、公衆衛生に係る例外規定等に該当す
る場合を除き、原則として、あらかじめ本人の同意を得る必要がある。また、医療情報の多くは「要配慮個人情
報」に当たるが、「要配慮個人情報」は取得に際し、原則として、あらかじめ本人の同意を得る必要がある。

● 「同意取得」に関しては、同意取得手続の煩雑さや、患者本人がどの範囲・目的で同意を与えたかが明確でな
いケースがあり、患者本人はもとより、情報を利活用する主体にとっても使いにくい等の指摘がある。
● 一方で、そもそも、医師と患者が対等な関係にあるとは限らず、患者自身が真に理解・納得した上での同意と
なっているか、また、医療情報の「意味合い」や「価値」の理解度に関して、「情報利活用者(医療関係者、研
究者等)」と「患者本人」との間にはギャップが存在するという実態とを踏まえる必要があるのではないか、と
いう指摘もある。
● 以上の点なども踏まえつつ、患者本人の立場や意向に十分配慮した、より透明で客観性の高いルールの在り方
(同意の在り方を含む。)について、どのように考えるか。

2