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最近の調剤医療費(電算処理分)の動向 令和5年度12月 (1 ページ)

公開元URL https://www.mhlw.go.jp/topics/medias/c-med/2023/12/
出典情報 最近の調剤医療費(電算処理分)の動向 令和5年度12月(4/30)《厚生労働省》
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調



M E D I A S

(Medical Information Analysis System)

最近の調剤医療費(電算処理分)の動向
令和5年度 12 月号
○ 概要
(1) 令和5年度 12 月の調剤医療費(電算処理分に限る。以下同じ。)は 7,444 億円(伸
び率(対前年度同期比。以下同じ)+4.3%)で、処方箋1枚当たり調剤医療費は 9,436
円(伸び率▲3.0%)であった。(→P.1,2)
調剤医療費の内訳は、技術料が 2,022 億円(伸び率+6.5%)、薬剤料が 5,408 億円
(伸び率+3.5%)、薬剤料のうち、後発医薬品が 1,058 億円(伸び率+2.8%)であっ
た。(→P.4,5)
薬剤料の多くを占める内服薬の処方箋 1 枚当たり薬剤料 5,352 円(伸び率▲5.3%)
を、処方箋 1 枚当たり薬剤種類数、1 種類当たり投薬日数、1 種類 1 日当たり薬剤料
の3要素に分解すると、各々2.80 種類(伸び率+0.3%)、27.2 日(伸び率▲3.9%)、
70 円(伸び率▲1.8%)であった。(→P.8,9)

(2)

内服薬の薬剤料 4,222 億円(伸び幅(対前年度同期差。以下同じ。)+75 億円)を
薬効大分類別にみると、総額が最も高かったのは 39 その他の代謝性医薬品の 796 億
円(伸び幅+50 億円)で、伸び幅が最も高かったのは 39 その他の代謝性医薬品の
+50 億円(総額 796 億円)であった。(→P.13~19)

(3)

年齢区分

内服薬 総額

総額順(総額)

(伸び幅)

1位

2位

3位

4,222 億円

39 その他の代謝性

21 循環器官用薬

11 中枢神経系用薬

(+75 億円)

医薬品(796 億円)

(608 億円)

(584 億円)

0 歳以上

24.4 億円

44 アレルギー用薬

22 呼吸器官用薬

61 抗生物質製剤

5 歳未満

(+1.8 億円)

(7.3 億円)

(4.3 億円)

(3.4 億円)

5 歳以上

121.6 億円

44 アレルギー用薬

11 中枢神経系用薬

62 化学療法剤

15 歳未満

(+29.8 億円)

(37.0 億円)

(29.6 億円)

(15.0 億円)

15 歳以上

1,610 億円

39 その他の代謝性

11 中枢神経系用薬

21 循環器官用薬

65 歳未満

(+85 億円)

医薬品(305 億円)

(297 億円)

(186 億円)

65 歳以上

890 億円

39 その他の代謝性

42 腫瘍用薬

21 循環器官用薬

75 歳未満

(▲50 億円)

医薬品(203 億円)

(154 億円)

(148 億円)

1,576 億円

39 その他の代謝性

21 循環器官用薬

42 腫瘍用薬

(+8 億円)

医薬品(279 億円)

(271 億円)

(205 億円)

全年齢

75 歳以上

処方箋 1 枚当たり調剤医療費を都道府県別にみると、全国では 9,436 円(伸び率▲
3.0%)で、最も高かったのは北海道(11,210 円(伸び率▲5.0%))、最も低かったの
は佐賀県(8,128 円(伸び率▲0.5%))であった。
また、伸び率が最も高かったのは沖縄県(伸び率+1.2%)、最も低かったのは徳島
県(伸び率▲5.2%)であった。(→P.31~32)

(4)