よむ、つかう、まなぶ。

MC plus(エムシープラス)は、診療報酬・介護報酬改定関連のニュース、

資料、研修などをパッケージした総合メディアです。


03【資料1-1】小児に対する肺炎球菌ワクチンについて (8 ページ)

公開元URL https://www.mhlw.go.jp/stf/newpage_40343.html
出典情報 厚生科学審議会 予防接種・ワクチン分科会 予防接種基本方針部会 ワクチン評価に関する小委員会(第25回 5/23)《厚生労働省》
低解像度画像をダウンロード

資料テキストはコンピュータによる自動処理で生成されており、完全に資料と一致しない場合があります。
テキストをコピーしてご利用いただく際は資料と付け合わせてご確認ください。

小児における侵襲性肺炎球菌感染症の疾病負荷
③5歳未満のIPD症例における肺炎球菌の血清型割合の状況(2008年から2023年)
PCV7及びPCV13の導入により、当該ワクチンで予防される肺炎球菌の血清型が、5歳未満のIPD症例において検出され
る割合は低下傾向。
○ 2023年に報告されたIPD症例においては、 PCV13で予防される血清型の割合は2.4%、PCV15で予防される血清型の
割合は9.5%、 PCV20で予防される血清型の割合は38.1%となっている。


5歳未満のIPD症例における血清型割合の変化(2008年から2023年)

100%
90%

PCV7基金事業開始
PCV13定期化
6.3
3.8
0.0

7.3
0.9
0.9

7.4
1.8
0.5

7.3
4.4
2.9

26.1

80%
70%

7.6

60%

7.6

34.0

41.7
57.8

57.3

55.5

61.4

67.6

8.5

61.9
70.5
79.2

71.1

4.3

50%

15.5
90.0

90.8

90.3

40%

85.4

5.8
15.6

30%

58.7

27.2

53.2

20%

36.9

35.3

28.7

14.8

21.9

11.3

7.8

10%

2009

2010

PCV13

2011

2012

PCV15-13

2013

2014

20.0

11.7

7.8

5.9
3.4

6.9
3.0

8.6
1.9

9.8
1.6

9.4
0.0

6.7
2.2

7.1
2.4

2015

2016

2017

2018

2019

2020

2021

2022

2023

0%

2008

28.6

18.0

PCV20-15

非ワクチン株(PCV13/15/20以外)

【出典】
• 国立研究開発法人日本医療研究開発機構新興・再興感染症に対する革新的医薬品等開発推進研究事業(AMED)『既存ワクチンの有用性検
証および今後の予防接種施策の向上に資する基礎的・臨床的・疫学的研究』(研究代表者 菅秀)(研究実施期間令和4年度~令和6年
度)
8