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【資料1】急性呼吸器感染症(ARI)の今後の取扱いについて (12 ページ)

公開元URL https://www.mhlw.go.jp/stf/newpage_40300.html
出典情報 厚生科学審議会 感染症部会(第85回 5/27)《厚生労働省》
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3-2 重症呼吸器感染症(SARI)のREBINDでの新規対象感染症追加について

• 国内の重症呼吸器感染症流行中の呼吸器病原体を把握するために、「SARI(severe acute
respiratory infections:重症呼吸器感染症)」をREBINDの新規対象感染症として追加する方針と
してはどうか。
• また、REBINDにおけるCOVID-19の取扱については以下の通りとしたい:
① 従来REBINDで収集してきたCOVID-19については、一定の科学的知見が得られたため、SARIに
よる調査で引き続き収集を行うこととし、「COVID-19」単体での検体を収集することは終了。
② COVID-19のヒトゲノム解析はSARIで収集した症例を解析対象とする。その他の感染症につい
ては、今後検討。
✓REBINDを用いたSARIサーベイランスは、研究ではなく事業として実施

✓対象感染症:呼吸器感染症の原因となる各種病原体(10~20種類程度の網羅的病原体検査(PCR
等)を想定)
✓報告システム:REBIND/感染症臨床研究ネットワーク事業の入力フォーム
✓開始予定日:令和6年9月1日(予定)
✓公表:公衆衛生目的での厚労省からの報告、感染症臨床研究ネットワーク事業報告、研究結果とし
ての報告、等
✓利活用:収集された臨床情報や検体等は、国や研究者による公衆衛生や学術目的での利活用の他、
必要な条件を満たせば企業等による利活用にも利用可能とする。

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