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【参考資料3-2】第8回献血時の検査用検体の残余血液を用いた新型コロナウイルスの抗体保有割合実態調査(概要、結果(補正値)) (1 ページ)

公開元URL https://www.mhlw.go.jp/stf/newpage_40300.html
出典情報 厚生科学審議会 感染症部会(第85回 5/27)《厚生労働省》
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第85回厚生科学審議会感染症部会
2024(令和6)年5月27日
第8回献血時の検査用検体の残余血液を用いた
新型コロナウイルスの抗体保有割合実態調査(概要、結果(補正値))

参考資料
3-2

○ これまでに、献血時の検査用検体の残余血液を用いた新型コロナウイルスの抗体保有割合実態調査を計7回(令和4
年11月、令和5年2月、令和5年5月、令和5年7月、令和5年9月、令和5年11月、令和6年1月)実施してお
り、第1回から第7回までそれぞれ28.6%、42.0%、42.8%、44.7%、55.8%、56.4%、 58.8%であった(※1)。
○ 国民の抗体保有割合は、今後の感染動向の予測や対策等を検討する際に極めて有用なデータであり、新型コロナウイ
ルス感染症にかかる感染症法上の位置づけ変更後における重層的な流行状況の把握を目的とした、直近の抗体保有状況
について、日本赤十字社の協力のもと、第8回目の当該調査を実施した。
○ この結果、第8回(令和6年3月時点)は64.5% (95%CI: 63.8 - 65.2%) (補正値)であった。
【調査概要】
• 調査時期
• 対象者
• 対象地域
• 測定項目
• 統計分析
• 実施主体
• 測定機器
【留意事項】

令和6年3月4日~18日
調査期間中に日本赤十字社の献血ルーム等を訪れた献血者(※2)18,048名(各都道府県384名)
全都道府県
抗N抗体
日本全体及び都道府県別の抗体保有割合と95%信頼区間(CI)(※3)の推定。
厚生労働省(協力:日本赤十字社、分析機関:国立感染症研究所)
ロシュ・ダイアグノスティックス株式会社 Elecsys® Anti-SARS-CoV-2

(※1)都道府県、性別、年齢群にて補正した値。
(※2)全血献血又は成分献血の基準を満たし、以下のいずれにも該当しない者を対象とする。
• 新型コロナウイルス感染症と診断された又は新型コロナウイルス検査で陽性になったことがあり、症状軽快(無症状の場合にあっては陽性確定に係る検体採取
日)から2週間以内の方
なお、第6回調査(令和5年11月)までは、症状消失後(無症状の場合は陽性となった検査の検体採取日から)4週間以内の方
• 発熱及び咳・呼吸困難などの急性の呼吸器症状を含む新型コロナウイルス感染症が疑われる症状や、味覚・嗅覚の違和感を自覚する方で、症状出現日から2週間以
内及び症状消失から3日以内の方
• 新型コロナウイルス感染者の濃厚接触者に該当し、最終接触日から2週間以内の方
(※3)信頼区間はBinomial exact CIで構成
(※4)結果の解釈に当たっては、献血の対象年齢が16~69歳であり、70歳以上の高齢者は含まれず、小児、高齢者の陽性割合の分布はこのデータからは分からない
点について留意する必要がある。